夏季休診について
以上の日程で休診となりますのでよろしくお願い致します。
年末年始休診のお知らせ
本年残すところあと僅かとなりました。
皆様には日頃より格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
来る年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
本日12月30日~1月4日(金)までは年末年始休業とさせて頂きます。
新年は1月5日(土)より営業いたします。
よろしくお願いいたします。
ゴールデンウィークの営業について
ゴールデンウィークの営業日程は以下となりますので、お間違えの無いようお願いいたします。
なお、営業時間は通常通りとなりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
営業時間変更のお知らせ
平成29年4月1日より午後の受付時間が変更になりました。
月・水・木・土 15:00 ~ 19:30
↓
月・水・木・土 14:00 ~ 19:30
日曜日 変更なし
となり、午後からの受付時間を1時間早くしておりますのでどうぞよろしくお願い致します。
ランナーの膝痛治療
随分遅れてしまいましたが鳥取マラソンご出場の皆様大変お疲れさまでした。
絶好のマラソン日和だったのではないでしょうか。
今年は天候の影響で準備が不足されている方も多かったのではないかと思いますが過去最多の3484人もの方が走られたそうです。
しかもそのうちの3234人が見事に完走され、完走率は驚異の92.82%だったとのことでした。
私は確実に完走できないので、皆様素晴らしいですね!
今回は鳥取マラソンにちなんで話題のランナー膝についてお話します。
ランナー膝はその名の通り長距離ランナーにおこりやすい膝のスポーツ障害で、腸脛靭帯炎とも言います。
膝のお皿の外側のあたりに痛みが出はじめ、状態が悪くなるにつれてランニングなども痛みで難しくなってきます。
レントゲンで問題が見つかることは無いため、痛みの場所や2つ程度のテストを行い腸脛靭帯炎かどうかを判断します。
腸脛靭帯は上の図のピンク色の部分で、お尻の後ろと横にある筋肉が合流して膝の外側の少し下に付着します。
この靭帯が太ももの外に出っ張った骨やそれを覆う脂肪などとこすれて炎症を起こし、痛みが出ます。
そのためこの腸脛靭帯の柔軟性が重要になってくるのですが、名前にある通り腸脛靭帯は靭帯ですので柔軟性はもともと乏しいです。
なので腸脛靭帯の柔軟性を得るには腸脛靭帯の始まりであるお尻の筋肉にアプローチすることが大事です。
例えば大殿筋のストレッチなら
① 仰向けで足を伸ばして寝る。
② 片方の膝を両手で抱えて、股関節を曲げていく。
③ 抱えた膝と反対の肩(右膝を抱えたなら左の肩)に向けて両手で膝を引き付ける。
④ 痛みの出ない所まで伸ばし、30秒~1分程度大きく呼吸しながらキープする。
というのがストレッチ法となります。
お尻全体をテニスボールなどで体重を乗せてセルフマッサージしても良いのですが、坐骨の辺りは大きい坐骨神経が走行しているため傷つけないよに圧力を強めすぎないように注意が必要です。
ランナー膝で重要なことは股関節の柔軟性と膝のアライメントとランニングフォームとなります。
膝のアライメントというのが膝のお皿の位置(外や内を向きすぎていたり、高い位置にあったり)やO脚X脚といった部分で、これが正しい位置にあると腸脛靭帯はストレスを受けにくくなり、痛みが出る可能性も少なくなります。
鏡で正面から下半身を見た際にバランスが悪いと感じるようなら結構アライメントが崩れてしまっているのではないでしょうか。
何歳になっても運動を楽しめる体づくりを花笑整骨院はお手伝いします。
最後に当院に通われている腸脛靭帯炎の患者さんで、鳥取マラソンを見事完走された方のテーピング画像を載せて終わりとします。
次は浦富マラソンを頑張って走るとのことです。
鳥取市でランナー膝や膝痛、スポーツ障害治療をお探しなら花笑整骨院へ。
ご予約や問い合わせはこちらまで。
0857-35-0341
腰痛の評価
花笑整骨院の田中です。
最近随分と春らしくなり、スギ花粉の飛散が始まっているようです。
鳥取は前年と比べやや多いとのことでした。
いわゆるアレルギー性鼻炎なのですが、ここらへんはアロマ等で軽減できるのでしょうか?
私も毎年花粉症には悩まされておりますが、マスク以外の対策は特にしていないので良い方法があれば是非教えてください。
本日は我々柔道整復師や、理学療法士、作業療法士、医師にもかかせない評価についてです。
我々は必ずこの評価を行ってから治療に入るのですが、評価と言っても整形外科的な徒手テストや姿勢の評価、筋力や神経のテストなどたくさんの評価項目が存在します。
今回は最も悩まれていることが多いであろう腰痛の評価についてです。
まず、この画像をご覧ください。
こちらは体幹の運動になります。
この運動を行っていただき、どの動きを行った時に痛みもしくはしびれが出るかで原因となっている部分を限定していきます。
腰痛持ちの皆様も是非試していただき、ご自身の腰痛の原因の参考にしてみてはいかがでしょうか?
まず一番左の屈曲動作で腰痛が出る場合疑うのが
・椎間板ヘルニア
・脊柱圧迫骨折
・筋・筋膜性腰痛
・仙腸関節障害
などとなります。他にも股関節の疾患や機能障害はもちろん疑うべきですが、今回は割愛させていただきます。
次に隣の伸展動作で腰痛が出た場合は
・腰部脊柱管狭窄症
・椎間関節障害
・脊椎分離症
などとなります。
次に側屈動作で腰痛が出た場合のうち曲げた方向に痛みが出た場合(右に曲げて右に痛み)
・外側型椎間板ヘルニア
・椎間関節障害
などとなり、同じ側屈動作のうち曲げた反対側に痛みが出た場合(右に曲げて左に痛み)
・椎間板ヘルニア
・筋・筋膜性腰痛
などとなります。
最後に回旋動作のうち回旋した側に痛みが出る場合(右後ろに捻った際右側に痛み)
・椎間関節軟部組織の障害
・椎間板ヘルニア
などとなり、回旋動作のうち回旋した反対側に痛みが出る場合(右後ろに捻った際左側に痛み)
・椎間関節障害
・外側型椎間板ヘルニア
などとなります。
椎間板ヘルニアが多くなってしまっているのは、飛び出た椎間板の位置やそれに圧迫される神経の場所などによりいろんな型のヘルニアがあるからです。
腰痛持ちの方に参考になったかは不明ですが、私はこのように腰痛の原因を大まかに限定していきます。
もちろんですが、この各体幹の運動をしていただくにあたって、骨盤と腰椎の正常な動きがでているかや、本来の動きと違う代償運動をしていないかなどチェックするポイントは多々あります。
むしろそれらのチェックの方が大切であるかもしれませんね。
痛みの原因はある程度ご自身で特定することはできますが、骨盤や脊柱の運動評価はご自身では行えません。
なぜその腰痛になるのかが特定できて根本的な治療となっていきますので、腰痛にお困りの方は花笑整骨院までお越しになってください。
鳥取市で腰痛治療をお探しなら花笑整骨院へ。
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腰痛、肩こり
花笑整骨院の田中です。
ものすごい大雪も落ち着きましたが皆様無事に過ごされておりますでしょうか?
当院でも雪かきによる腰痛患者さんも落ち着いてこられました。
この先あるかはわかりませんが雪かき後はしっかりケアしたいですね。
題名の腰痛、肩こりですが、平成25年の厚生労働省が発表しております「性・症状別にみた自覚症状のある者率(有訴者率)」で、男女ともに1位、2位が腰痛と肩こりになっています。
ちなみに男性が1位腰痛で2位肩こり、女性が1位肩こり、2位腰痛で女性の肩こり有訴者率は男性のおよそ2倍となっています。
参考 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-h25.pdf
別のグラフに都道府県別の有訴者率と通院率のグラフがあるのですが、鳥取は有訴者率も通院率も割と高い位置にいます。
鳥取県民は健康に対する意識と恐怖感が高いのかもしれませんね。
当院で、腰痛患者に対してお腹の中の圧力を上げて、腰部を安定させるトレーニングとしてドローインをよく実施するのですが、今回はその方法について軽く説明させていただきます。
ドローインとはお腹のインナーマッスルである腹横筋のトレーニング法です。
方法は以下の通りとなります。
① 膝を立てた状態で仰向けになります。この時に骨盤を後傾させるために腰と床との隙間を無くすように仰向けになります。
② 骨盤を上から触り、左右の一番出っ張っている骨を探します。
③ 出っ張っている骨が見つかったら、その骨から左右両方ともに指一つ分内側を触り、そこからさらに指二つ分足側(下側)を触ります。
④ そこを軽く押さえてもらいながらまずは息を吐き切ります。息を吐ききる途中で指で押さえている部分の筋肉が収縮し硬くなるのがわかると思います。
この硬くなった時のお腹の力の入れ方を覚えておいてください。
⑤ 先ほどの感覚で下腹部を少しへこますように力を入れます。
⑥ お腹を少しへこませたまま、力が抜けないように呼吸を続けます。
これを気が付いた時に行ってみてください。
息を吸った時に力が抜けやすいので注意して筋肉を触りながら行います。
このドローインは老若男女問わずに効果があり、腹部の脂肪燃焼も期待ができるので是非やっていただけたらと思います。
腰痛は必ず原因があります。
その原因を根本的に解決していき、同じ腰痛に悩まされない人生を作りましょう!
鳥取市で肩こり治療、腰痛治療をお探しなら花笑整骨院へ
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腰痛治療
花笑整骨院の田中です。
冬といった感じの気候がつづいており、皆様体調は崩されていないでしょうか?
寒い時期は体温も奪われやすく、体温が下がってしまうと免疫系である白血球が働きにくくなってしまうので、インフルエンザや感染性胃腸炎にはくれぐれもお気を付けください。
本日は腰痛についてです。
腰痛を引きおこす要因はたくさんありますが、医師でない私たちは腰痛の患者さんが来られた時に問診や各種整形外科的徒手検査を用いて原因を探っていき、どういった腰痛なのかをふるい分けていきます。
結果的に特定の場所が悪いと判断し治療をしていきます。
今回はその中でも筋・筋膜性腰痛についてお話します。
筋・筋膜性腰痛とは腰痛の中でも筋肉や筋肉を包む筋膜に原因のあるもので、レントゲンを撮っても異常の写らないものです。
ぎっくり腰の一部もこの筋・筋膜性腰痛のうちに入ります。
この腰痛は老若男女全ての方に起こり得ます。
スポーツを一生懸命行っている方、仕事で重いものを持つことがある方、中腰で作業をすることがある方、デスクワークの方など、たくさん要因があり、ほぼ皆様当てはまるところがあるはずです。
私も先日の雪かきで腰が痛くなりましたが、これも筋・筋膜性腰痛です。
筋・筋膜性腰痛では筋肉の筋硬結がどこにできているかを触診で見つけ、治療をしていきます。
しかし、筋・筋膜性腰痛は普段の姿勢や生活において作り出されることも多いので、日常生活動作の指導や姿勢の改善、腰部に負担の少なくなるような筋力づくりが大切になってきます。
この写真を見ていきましょう。
猫背です。
腰椎前弯(いわゆる反り腰)の猫背です。
当然ですが腰椎の前弯が強くても、後弯が強くても腰の負担は大きくなります。
前弯が強ければ脊柱管狭窄症などのリスクが増えますし、後湾が強ければ腰部椎間板ヘルニアなどのリスクが上がります。
ようは反りすぎず曲がりすぎず中間の位置である脊柱の正中化を目指しましょうということです。
この中間の姿勢は、お腹や背中まわりのとくにインナーマッスルと呼ばれる筋肉がうまく働かないと維持できません。
なので体幹トレーニングを行っていく必要が必ずあるのですが、まずは自分の体の姿勢と筋肉の状態を確認してから行ってください。
腰の反った人と腰の曲がり気味な人が行うべき体幹トレーニングは違います!
もちろんかぶっているものもありますが、不必要なトレーニングを一生懸命行っても腰痛は良くなるどころか悪化する可能性だってあります。
コアトレーニングや体幹トレーニングの注目度があがり喜ばしいことですが、まずは自分に必要なトレーニングの判断が最も大事ですよ。
正しいトレーニングで姿勢の正中化を行い腰痛や肩こりのリスクを減らし、活力のある毎日を作っていきましょう。
花笑整骨院ではピラティスや体幹トレーニングによる姿勢の正中化を治療に取り入れております。
まずはご自身の姿勢を知ったうえで治療やトレーニング指導を受けてみませんか?
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