膝外側側副靱帯損傷について

Uncategorized 2026年01月15日

外側側副靱帯とは

外側側副靱帯は膝の外側で安定性を支える重要な靱帯であり、スポーツや日常動作でのねじれや外力から膝関節を守っています。

正しい解剖と役割を理解することで、損傷を予防し、ケガをした際にも早期回復や競技復帰への道筋がイメージしやすくなります。

外側側副靱帯の位置

外側側副靱帯は、太ももの骨である大腿骨の外側と、すねの骨である腓骨の頭を結ぶ細く強靭な靱帯です。

膝の外くるぶし側を触れると骨の出っ張りがありますが、その少し上あたりから大腿骨外側に向かって走行しており、膝を伸ばした状態で最も緊張しやすい構造を持っています。

安定性に果たす役割

外側側副靱帯は、膝が外側に開く力(内反ストレス)を制御し、横方向のぐらつきを抑える働きを担っています。

特に方向転換や片脚着地の瞬間に膝が内側へ折れ込むのを防ぐため、スポーツ選手にとってはパフォーマンスとケガ予防の両面で欠かせない存在と言えます。

ほかの靱帯との関係

膝関節は前十字靱帯、後十字靱帯、内側側副靱帯など複数の靱帯が連携して安定性を保っています。

外側側副靱帯単独の働きだけでなく、これらの靱帯や周囲の筋肉と一体となって膝を守っているため、外傷では複数部位が同時に損傷することも少なくありません。

スポーツ動作との関わり

外側側副靱帯は、サッカーやバスケットボールなどでの急な切り返し、ラグビーや柔道でのタックルなど、横方向への負荷がかかる動きで特に大きなストレスを受けます。

踏ん張る動作や片脚で踏み替える瞬間に過度な内反ストレスがかかると、靱帯繊維に微細な損傷から完全断裂までさまざまな障害が生じる可能性があります。

外側側副靱帯の構造

外側側副靱帯は比較的細くコード状の形態をしており、血流がさほど豊富でないため、損傷後の自然治癒には一定の時間を要します。

また、周囲には腸脛靱帯や外側半月板、筋腱などが密集しているため、外傷時にはこれらの組織との複合損傷として評価されることも多い靱帯です。

症状

膝外側側副靱帯損傷では、受傷直後の痛みだけでなく、時間が経過してからの不安定感やスポーツ時の違和感が問題になることが少なくありません。

ここでは、痛みの特徴や腫れの程度、日常生活や競技への影響など、重症度や経過によって変化する症状のポイントを整理します。

痛みの特徴

典型的には膝の外側に鋭い痛みが生じ、特に膝を内側に押し込んだときや、体重をかけて踏ん張る動作で増悪します。

軽症では動かなければ強い痛みを感じないこともありますが、重症化すると安静時痛や夜間痛が出現し、階段昇降や立ち上がり動作も困難になることがあります。

腫れと内出血

外側側副靱帯損傷では、受傷直後から膝外側に限局した腫れや皮下出血斑が見られることがあります。

関節内出血を伴う前十字靱帯損傷などと比べると関節全体の膨隆は目立たないことも多く、局所の腫脹や押さえたときの痛みが診断の手がかりになります。

歩行と日常生活の支障

歩行時には、地面に足を着いた瞬間や方向転換のタイミングで膝外側に痛みが走り、びっこを引く状態になることがあります。

また、椅子から立ち上がる、階段を降りる、しゃがみ込みといった動作で膝のぐらつきや不安感を覚えるケースも多く、放置すると慢性的な不安定性の原因となります。

スポーツ時の違和感

競技復帰後も、「膝が外側に抜ける感じがする」「思い切り切り返せない」といった主観的な不安定感が長期間残ることがあります。

これは靱帯自体のゆるみだけでなく、痛みへの恐怖や筋力低下、動作パターンの乱れが複合して生じるため、適切なリハビリと段階的な負荷調整が重要です。

重症度と症状の関係

軽度損傷(グレード1)では、圧痛はあるものの明らかなぐらつきは少なく、スポーツも痛みを我慢すれば可能な場合があります。

一方で中等度から重度(グレード2〜3)になると、外反・内反ストレステストで明らかな不安定性がみられ、歩行や日常生活にも大きな支障をきたすことが特徴です。

鑑別診断

膝の外側が痛むケガでは、外側側副靱帯損傷以外にも半月板損傷や腸脛靱帯炎、骨折など多くの疾患が考えられます。

適切な治療と復帰プランを立てるためには、画像検査や徒手検査を組み合わせて、どの組織がどの程度損傷しているかを見極めることが欠かせません。

外側半月板損傷との違い

外側半月板損傷では、膝の曲げ伸ばしの途中で引っかかる感じや、ロッキングと呼ばれる動かせなくなる症状が出ることがあります。

一方、外側側副靱帯損傷は、膝を内側へ押し込んだ際の痛みや不安定感が主体であり、関節のひっかかり感よりも横方向のぐらつきが目立つ点が大きな違いです。

前十字靱帯損傷との違い

前十字靱帯損傷は、ジャンプの着地や急停止で膝が前方にずれる「ずれ感」が特徴で、受傷時に「ブツッ」という断裂音を感じることもあります。

外側側副靱帯損傷では、膝の内反ストレスで外側に痛みが集中し、前後方向の不安定性は比較的少ないため、徒手検査でこれらを丁寧に見分けることが重要です。

骨折や脱臼の可能性

強い外力が加わった場合には、靱帯損傷だけでなく、膝周囲の骨折や脱臼を同時に起こしている可能性があります。

特に腓骨頭骨折や膝関節脱臼は神経障害を伴うこともあり、しびれや筋力低下がある場合は速やかにレントゲンやCTなどの精査を受ける必要があります。

よくある疾患との比較

膝外側痛でよくみられる代表的な疾患と、主な症状の違いを整理すると診断のヒントになります。

自己判断は禁物ですが、特徴を知っておくと医療機関受診時に症状を説明しやすくなります。

画像検査と診断の流れ

初期評価では、問診と徒手検査に加え、骨折や明らかな関節異常の有無を確認するためにレントゲン検査が行われます。

靱帯や半月板などの軟部組織の状態を詳しく知る必要がある場合は、MRI検査が有用であり、損傷の部位や程度、合併損傷の有無を総合して診断が確定されます。

重症度分類

膝外側側副靱帯損傷は、損傷の程度によって治療方針やスポーツ復帰までの期間が大きく変わります。

一般的にはグレード分類が用いられ、靱帯の伸び具合や不安定性の程度を目安に、保存療法か手術療法かを含めた対応が決定されます。

グレード1の特徴

グレード1は靱帯繊維のごく一部が伸びるか微小損傷を受けた状態で、軽度捻挫に相当します。

膝外側に圧痛はありますが、内反ストレステストで明らかなぐらつきはなく、多くは数週間の安静とリハビリで日常生活や軽スポーツへ復帰可能です。

グレード2の特徴

グレード2は部分断裂に相当し、痛みとともに軽度から中等度の不安定性がみられる状態です。

内反ストレステストで健側より明らかなゆるみが確認されますが、完全には切れていないため、適切な固定とリハビリを行えば多くは保存療法で改善が期待できます。

グレード3の特徴

グレード3は靱帯がほぼ完全に断裂した状態で、強い痛みと著明な不安定性を伴います。

単独損傷だけでなく、前十字靱帯や後十字靱帯、後外側支持機構の損傷を合併していることも多く、スポーツ選手では手術的再建を検討することが一般的です。

グレード分類と治療方針

重症度によって、おおまかな治療方針や固定期間、リハビリ開始時期が変わります。

以下は代表的な目安であり、実際には年齢や競技レベル、合併損傷の有無によって個別に調整されます。

合併損傷との関係

同じグレード3でも、外側側副靱帯単独断裂と複合靱帯損傷では、予後や治療戦略が大きく異なります。

特に後外側支持機構損傷や十字靱帯断裂を伴う場合には、手術タイミングや再建方法が複雑になるため、専門医による詳細な評価と説明を受けることが重要です。

治療法

膝外側側副靱帯損傷の治療は、損傷の程度や合併損傷、患者の活動レベルを考慮して、保存療法と手術療法のいずれか、あるいは組み合わせで行われます。

どの方法を選ぶにしても、痛みを抑えるだけでなく、将来的な不安定性や再発を防ぐ観点から計画的に進めることが大切です。

急性期の安静と固定

受傷直後の急性期には、まず炎症と腫れを抑え、損傷の進行を防ぐことが優先されます。

RICE(安静・冷却・圧迫・挙上)の基本に加え、必要に応じて装具やギプスによる膝の外反ストレスの制限を行い、その後のリハビリに備えます。

保存療法の進め方

グレード1〜2の多くは保存療法が選択され、疼痛コントロールと炎症軽減ののち、可動域訓練と筋力強化へと段階的に進みます。

過度な安静は筋力低下や関節拘縮を招くため、医師や理学療法士の指示のもとで適切なタイミングで荷重や運動を再開することが重要です。

手術療法の適応

完全断裂で明らかな不安定性がある場合や、他の靱帯損傷を伴う複合損傷では、手術療法が検討されます。

特に競技レベルの高いアスリートでは、将来的なパフォーマンス維持の観点から、再建術や修復術を含む積極的な外科的治療が選択されることがあります。

主な治療法の比較

保存療法と手術療法にはそれぞれ利点と注意点があり、重症度やニーズに応じて選択します。

代表的な違いを表にまとめると、治療選択のイメージがしやすくなります。

装具と薬物療法

治療過程では、膝の外反ストレスを抑えながら日常生活を送りやすくするために、ヒンジ付き膝装具などが用いられます。

また、痛みや腫れが強い時期には消炎鎮痛薬の内服や湿布が併用されますが、薬だけに頼らず、理学療法や自主トレーニングと組み合わせることが重要です。

リハビリ方法

リハビリテーションは、膝外側側副靱帯損傷からの回復において中心的な役割を果たし、再発予防やパフォーマンス向上にも直結します。

時期に応じて目的と内容が変化するため、無理のない範囲で段階的にメニューを進めていくことが重要です。

急性期のリハビリ

急性期は痛みと腫れのコントロールが最優先であり、過度な負荷を避けながらも関節拘縮を防ぐ工夫が必要です。

アイシングや軽い足関節運動、痛みの許す範囲での膝の他動運動など、血流を保ちつつ靱帯へのストレスを最小限に抑えるアプローチが行われます。

可動域の回復

炎症期を過ぎたら、膝関節の曲げ伸ばしの可動域を少しずつ広げていきます。

無理なストレッチは禁物ですが、タオルを使った自動介助運動や、椅子に座った状態での軽い屈伸運動など、痛みと相談しながら徐々に可動域の正常化を目指します。

筋力強化のポイント

膝周囲の筋力低下は不安定性を助長するため、大腿四頭筋やハムストリングス、臀部筋群の強化が不可欠です。

はじめは等尺性収縮からスタートし、その後スクワットやブリッジなどの自重トレーニングへ進めることで、靱帯への負担を抑えながら支持力を高めていきます。

バランスと動作トレーニング

ある程度筋力が戻ってきたら、片脚立ちや不安定な支持面でのトレーニングなど、バランス能力を高めるメニューを取り入れていきます。

代表的なリハビリメニューを以下に挙げます。

 ・片脚立ち(必要に応じて手すり使用)

 ・バランスボード上での立位保持

 ・前後・左右へのステップ練習

 ・軽いランジ動作からの方向転換練習

時期別リハビリの目安

リハビリは、受傷からの経過時間や症状に応じて内容が変わります。

おおまかな時期別の目安を知っておくことで、無理のないペース配分がしやすくなります。

スポーツ復帰のめやす

スポーツ復帰のタイミングは、痛みの有無や筋力、動作の安定性などを総合的に評価して決定されます。

焦って早期復帰すると再受傷のリスクが高まるため、客観的な基準と主観的な安心感の両方を満たすことが重要です。

復帰までの期間の目安

軽度損傷では数週間から1〜2か月での競技復帰が可能なこともありますが、部分断裂以上では3か月前後を要するケースが一般的です。

複合靱帯損傷や手術例では、競技レベルによっては半年以上のリハビリ期間を見込む必要があり、種目ごとの特性も考慮したスケジューリングが求められます。

復帰前に確認したい条件

スポーツへの完全復帰には、単に痛みが引いただけでなく、機能的な回復が重要です。

以下のような条件をチェックリストとして確認し、主治医やトレーナーと相談しながら復帰可否を判断していきます。

 ・日常生活動作で痛みや不安定感がない

 ・健側と比べて80〜90%以上の筋力がある

 ・片脚ジャンプや方向転換で恐怖感が少ない

 ・練習強度を徐々に上げても症状が悪化しない

競技別の注意点

コンタクトスポーツや急激な方向転換を多用する競技では、非接触スポーツに比べて高いレベルの安定性と筋力が求められます。

サッカーやバスケットボールではカッティング動作、ラグビーではタックル時の姿勢など、その競技特有のリスク動作を想定した最終チェックが重要です。

段階的な復帰プログラム

いきなり試合に復帰するのではなく、ジョギングからフットワーク練習、対人練習、そして公式戦へと段階を踏むことが再受傷予防につながります。

各ステップでの膝の状態を確認し、必要に応じて一段階前に戻る柔軟な対応をとることが、安全な復帰への近道となります。

メンタル面のサポート

膝のケガを経験すると、「また痛めるのではないか」という恐怖心が動きの制限やフォームの乱れを招くことがあります。

リハビリの過程で成功体験を積み重ねるとともに、指導者やチームメイトとコミュニケーションを取りながら心理的な不安を軽減していくことも重要です。

まとめ

膝外側側副靱帯損傷は、スポーツや転倒などで生じやすく、適切な診断と治療を受けることで多くは良好な回復が期待できるケガです。

しかし、放置や自己判断による無理な復帰は、慢性的な不安定性や再受傷リスクを高めるため、早期の専門的な対応と計画的なリハビリが欠かせません。

早期受診の重要性

受傷直後は「捻っただけ」と感じても、靱帯や半月板、骨などが同時に損傷していることがあります。

腫れや痛みが強い、歩きにくい、不安定といった場合には、できるだけ早く整形外科を受診し、正確な診断と今後の方針について説明を受けるようにしましょう。

再発予防のポイント

一度膝を痛めると、筋力低下や動作パターンの変化から再受傷のリスクが高まりやすくなります。

柔軟性と筋力のバランスを整え、十分なウォーミングアップやクールダウンを行うこと、疲労が蓄積した状態で無理をしないことが長期的な膝の健康維持に役立ちます。

セルフケアの工夫

日常的には、膝周囲のストレッチや体幹トレーニング、適度な有酸素運動を続けることで、関節への負担を軽減できます。

痛みや違和感が出た際には早めに運動量を調整し、必要に応じてアイシングやサポーターの利用を検討するなど、セルフケアを習慣化することが大切です。

医療者との連携

医療従事者が連携して治療とリハビリを進めることで、より安全で効率的な復帰が期待できます。

疑問や不安があればその都度相談し、自分の状態や目標を共有しながら、納得感のある治療・リハビリ計画を一緒に作っていく姿勢が重要です。

長期的な視点の大切さ

外側側副靱帯損傷の回復は、短期的でなく、数年先を見据えた関節機能の維持がポイントとなります。

スポーツを長く楽しみ続けるためにも、今回のケガをきっかけに身体の使い方やトレーニング習慣を見直し、膝に優しいライフスタイルを意識していくことが望まれます。

花笑整骨院では

靱帯損傷の多くは若年層のスポーツ損傷です。

花笑整骨院では小学生から成人のスポーツ障害も多く治療を行ってまいりました。

この経験と知識を活かし、後遺障害を残さず、可能な限り早期の復帰をお手伝いいたします。

不明な点がございましたら公式LINEでもご連絡いただけますのでお気軽にご相談ください。

フェイシャルエステ

Uncategorized 2023年01月04日

花笑整骨院の田中です。

本日はフェイシャルエステの内容のお知らせです。

今年より整骨院内にエステサロン「フェイシャルケア サウージ」を開設いたしました。

施術は専任の女性スタッフで行いますのでご安心してお受けいただけます。

スタッフは日本コスメティック協会のスキンケアマイスター資格保持者が行います。

スキンケアマイスターとは皮膚科学を基本とする美容に関した総合知識を持つ資格となりますので、さらにご安心いただけるかと思います。

ハリウッド女優がこぞって利用し、近年日本でも話題になっているアクアピーリングですが、当院での取り扱い機器と内容はこちらとなります。

指原莉乃さんが定期的に行っている顔のメンテナンスとして一躍有名になったフェイシャルエステで、山陰では当院のみ取り扱いのある機器となります。

アクアピーリングは以下のような方法で毛穴の洗浄をしていきます。

これに加えプロフェイシャルでは下図のようにイオンリフティング、超音波、ラジオ波を使い顔の再生、改善を行っていきます。

効果はそれぞれ以下の通りとなります。

イオンリフティング

超音波

ラジオ波

上記の通り多数の効果のある施術が行えます。皆さんも是非毛穴の大掃除を体験してみてください!

肌の悩みのある方は是非お問い合わせください。

※施術は専用の女性スタッフが行いますのでご安心ください。

※予約は専用ダイヤルがございますのでそちらにお電話ください。

専用ダイヤル 080-8985-4941

なお、店舗改装が終わるまでは施術ベッドの都合上火曜日と金曜日のみハイドロフェイシャルは行っております。

改装終了次第月曜から金曜の営業となりますのであらかじめご了承ください。

【鳥取でフェイシャルエステを行うなら花笑整骨院内フェイシャルケアサウージへ】

住所:〒680-0811 鳥取県鳥取市西品治751-1

電話:080-8985-4941

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なんでもお問い合わせください。

自律神経失調症

Uncategorized 2022年12月15日

こんにちは花笑整骨院の田中です。

本日は自律神経失調症についてお話します。

自律神経とは

まず、自律神経とは心臓や各内臓や筋肉、皮膚など体のありとあらゆるところに神経の枝を伸ばし、無意識のうちに体温や血圧などを調整するための神経のことで、興奮時にスイッチがオンになる交感神経とリラックス時にスイッチがオンになる副交感神経に分けられます。

交感神経・副交感神経の役割

ファイトオアフライト(闘争・逃避)時の興奮状態に交感神経が優位に働きます。

すなわち戦うために有利になるように筋肉を収縮させたり、血液をより大量に送るために血圧を上げたり、腸の消化活動をしている場合ではないので蠕動運動(腸が動いて消化物を奥に送る動き)を抑制するのが交感神経優位な状態となり、反対にリラックスをしているときは副交感神経が優位になるというスイッチを上手に切り替えるのが自律神経の役割です。

自律神経失調症

上記の興奮とリラックスのスイッチの切り替えが失調する。すなわち上手に切り替えが行われなくなるのが自律神経失調症なので、テレビを見たりくつろいだりしているときに交感神経の働きにより心臓を早く動かす動悸がしたり、室温は高くないのに汗が大量に出たり、めまいや頭痛など多岐に渡る症状がでるのが自律神経失調症の症状です。

閉経後のホルモンバランスが崩れた女性(更年期障害)によく聞かれますが、男性も男性ホルモンの低下により同様の症状をおこします。

女性なら婦人科、男性なら泌尿器科が通院先になることが多いと思いますが、当整骨院にも自律神経失調症の診断された患者様が通院しておられます。

当然ホルモン療法等は行えないためリラクゼーションやストレッチなどを行うのですが、ほかに電気治療も行えます。

この電気治療ですが、調子の悪い部分に電気を流すのではなく、症状を起こす交感神経を司る星状神経節に感じるかどうか程度の電気を流して神経の興奮を抑えます。

ペインクリニック等で行われる星状神経節ブロックも同様の原理で行われます。

当院での行い

ストレッチ

全身の姿勢を測定し必要な部位の筋肉を心地よい程度にじっくりと伸ばしていきます。

強い伸長刺激は必要ないため患者様の様子をうかがいながら行っていきます。

マッサージ(リラクゼーション)

筋緊張の強い部位をメインに心地よい強さでマッサージを行っていきます。

ストレッチもそうですが、関節可動域を拡げるためではなく全身でリラックス状態を作るために行います。

温熱療法

いわゆるホットパックを症状の強い部位と自律神経の分布の多い頚椎から胸椎と仙骨部に当てていきます。

電気治療

上で説明した星状神経節に微弱な電気を流して交感神経の興奮を抑えます。

運動療法

ストレッチポールやバランスボールを使用し、体幹部のトレーニングや関節のストレッチを行います。

自律神経失調症の改善には心身両面からアプローチすることが必要であり、コミュニケーションをしっかりとりながら楽しくこれらの施術を行い興奮とリラックスのスイッチがうまく切り替えれるようにしていきます。

自律神経失調症などの自律神経障害でお困りならぜひご相談ください!

【鳥取で自律神経失調症の施術を受けるなら花笑整骨院へ】

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フェイシャルエステ

Uncategorized 2022年10月16日

こんにちは。

花笑整骨院の田中です。

本日は当院で行っておりますフェイシャルエステについてです。

当院では医療器を使用した顔のリフトアップ施術を行っております。

効果としてはシワ、たるみ、むくみや肌質の改善が期待できます。

実例がこちらになります。

施術方法ですが、当院で使用している電気治療器(伊藤超短波ES-530)の立体動態波を顔に流し、表情筋を刺激して筋肉を動かし、老廃物を強制的に流し肌質を改善し、普段十分に使えていない筋肉を動かし肌のたるみやシワを解消するといったものになります。

顔に電気を流すと聞くと痛みなど不安に思う方もいらっしゃると思うのですが、電気の強さは最低限表情筋が動いてくれればよいため痛みを感じるほど強く上げることはございません。

電気を流す場所により感じ方も違いますので、場所を変えるたびに強さの調整も行うため心配なさらずに受けていただいております。

エステ機器と違い医療器は周波数が高く設定でき、その分深部に電気が到達できるため高い効果が期待できます。

効果が高く期待できる反面使用方法によっては人体に影響を及ぼしうるため、医療器は有資格者の管理のもと運用する必要があり、整体院やエステサロンでは利用することができません。

電気フェイシャルエステ 30分 3000円 となっております。

医療器で行うフェイシャルエステでぜひ効果をご実感ください!

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股関節痛の種類と改善について

Uncategorized 2022年09月18日

こんにちは。花笑整骨院の田中です。

本日は最近当院の患者様の訴えに多い股関節痛についてお話します。

股関節痛も腰痛と同様に種類があり、発生原因も様々なものになります。

今回は原因不明の子供に起こる大腿骨頭(股関節の付け根)の血行が途絶えてしまうペルテス病や大人に起こる突発性大腿骨頭壊死などは除き、思春期のスポーツを行う人に多い鼠径部痛症候群(グロインペインシンドローム)や変形性股関節症などについてお話します。

鼠径部痛症候群(グロインペインシンドローム)

主に思春期年代のスポーツを行う方に出る股関節周辺の痛みの総称で、中に内転筋損傷、恥骨結節炎、恥骨疲労骨折などがあります。

原因

サッカーや空手のキック動作や野球の投球動作などで股関節を大きく開いたりすることで股関節にストレスがかかり起こります。

多くは体幹から股関節の連動した運動ができていないことや、股関節周辺の筋肉の柔軟性不足からおこり、アップの不十分も影響します。

変形性股関節症

股関節を作る大腿骨の大腿骨頭と骨盤にある臼蓋の軟骨がすり減ることによる股関節の障害です。

原因

生まれた時に股関節の脱臼がある先天性股関節脱臼や骨盤の大腿骨頭の受け皿が浅い臼蓋形成不全により起こる確率が高くなります。

改善・予防

まずは股関節周りのストレッチを定期的に行い、体幹筋力を増強したうえで運動の前にも十分なアップを行います。

体幹筋力増強トレーニング

うつ伏せで肘とつま先で体重を支え腰が反らないように体を一直線に保ちます
四つ這いから右手と左足をそれぞれ伸ばしていきます。反対も同様に行い腰が反らないように行います。
仰向けで膝を立て、腰が反りすぎないようにお尻を浮かせます
横向きで寝たところから肘と足の側面で体重を支えます

股関節ストレッチ

片方の足を台の上に置き腰を反らして胸を張った状態で台に乗せた足の膝を伸ばすように上から押さえていきます
仰向けで片方の膝を曲げた状態で曲げた膝が床から浮かないように上半身を後ろに倒していきます
ベッドなどの上で仰向けになり片方の膝を胸の前でしっかりと抱え込み、もう片方の足をベッドの外に降ろしていきます
椅子に座り片方の足をもう片方の膝の上に乗せ胸を張り腰を反らした状態で上半身を倒していきます

それぞれ必ず痛みの出ない範囲で行ってみてください。

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カッピング(吸い玉)療法

Uncategorized 2022年09月05日

こんにちは。花笑整骨院の田中です。

先日男子ハンマー投げ選手の赤穂選手が来院され、カッピング治療を行いました。

カッピングとは中国で生まれた民間療法で、多くの世界的なアスリートも受けられており、スポーツ中継などで赤い球状のあざのようなものを見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

効果としては球状のカップで皮膚と皮下組織を真空にして吸い上げ、カップを外したときに以前より多く血流を流すことで疲労物質等を流していき、疲労感やだるさ、冷えなどを改善していきます。

また、カップを外したときの色味で濃い赤や紫色となった部分は血流不足などの判断もできます。

上の画像を見ても色味の違いがあるのがわかると思います。

通常のカッピングはカップを真空状態にした状態で動かさずに数分置くのみですが、赤穂選手は希望されたため真空状態のままカップを滑らせてマッサージしていくスライドカッピングを行っております。

赤穂選手もスライドカッピング時は若干悶絶しておましたが、終わった後は体が軽くなったと効果を実感していただいたようです。

※本来は痛みのない程度に行います

人によってカッピング後や翌日に受けた部位のだるさが出る場合がありますが、充血作用によるだるさですので数日以内に消失します。

カッピングの跡は通常数日~2週間以内に消えますのでご安心ください。

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アスリート(小学生~高校生)の腰痛

Uncategorized 2022年08月17日

みなさんこんにちは。花笑整骨院の田中です。

本日はスポーツを行っている小学生から高校生の腰痛症についてお話します。

スポーツをするうえで故障はいろんな個所をしうるのですが、今回は筋筋膜性腰痛と腰椎分離症に絞って説明します。

筋筋膜性腰痛

筋肉の表面は筋膜といわれるうすい膜で覆われており、その膜に神経や血管が多く分布します。

筋筋膜性腰痛はこの筋膜がよれたり高密度化することで筋膜が引っ張られたりするときに痛みを感じます。

痛みは体を前に倒す前屈動作で出ることが多く、これは上記の筋膜が引っ張られることによる痛みが原因です。

腰椎分離症

腰の背骨である腰椎の中の椎弓といわれる部分の片方または両方に疲労骨折が生じたもので、スポーツをしている学生では運動時の腰の鈍痛や重さを訴えることが多く、痛みは筋筋膜性腰痛と反対に腰をそらす動作で強くなります。簡易的なテストで、片足立ちになり腰をそらした時に軸足側の腰に響く痛みがあれば腰椎分離症の疑いがあります。

筋筋膜性腰痛に対するセルフストレッチ

痛みの原因は筋肉の緊張にあるため、緊張を緩めるためストレッチを行います。

腰のストレッチ

胸の前で両ひざを抱えて腰の筋肉を伸ばします

お尻のストレッチ

椅子に座り片方の足をもう片方の膝の上に乗せ胸を張り腰を反らした状態で上半身を倒していきます

太もものストレッチ

片方の足を台の上に置き腰を反らして胸を張った状態で台に乗せた足の膝を伸ばすように上から押さえていきます

腰椎分離症に対するセルフストレッチ

骨盤の前傾や反り腰による腰椎の負担増加が原因となるため、それらを改善するためストレッチを行います。

股関節のストレッチ

ベッドなどの上で仰向けになり片方の膝を胸の前でしっかりと抱え込み、もう片方の足をベッドの外に降ろしていきます

太もものストレッチ

仰向けで片方の膝を曲げた状態で曲げた膝が床から浮かないように上半身を後ろに倒していきます

腰のストレッチ

仰向けで片方の足をもう片方の足の方へクロスして上半身をひねっていきます

各ストレッチ全て痛みのない範囲で安全に行ってください。

以上が筋筋膜性腰痛や腰椎分離症などスポーツを行う学生に起こりやすい腰痛に対するストレッチとなります。

腰椎のカーブや骨盤の傾斜によっておこる障害は変わってきますので、専門家による細かい評価をしたうえで重点的に行うストレッチを指導してもらうのが良いのではないかと思います。

花笑整骨院ではストレッチ指導やエクササイズ指導を競技や年齢、姿勢評価等を踏まえたうえでおこなっておりますので質問等あれば何でもご相談ください。

【鳥取で腰痛治療を行うなら花笑整骨院へ】

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お盆の休業についてお知らせ

Uncategorized 2022年07月30日

いつも花笑整骨院をご利用いただき誠にありがとうございます。
2022年のお盆休みに伴う休業期間のお知らせです。

【 休業期間 】 
2022年8月11日(木)~8月16日(火)

上記期間中を休業とさせていただきます。
ご迷惑おかけしますが何卒よろしくお願いいたします。

ジュニア世代の柔軟性の向上

Uncategorized 2022年07月25日

こんにちは。花笑整骨院の田中です。

今回はジュニア世代の柔軟性についてお話します。

当院では学生に限らず最初に姿勢の評価を行うのですが、姿勢評価である程度どこの筋肉が短縮緊張していて、反対に延長弱化しているのかが判断できます。

例えばこちらの学生の場合

足関節の背屈、膝関節の屈曲、骨盤の後傾があり全体的に後方荷重となっています。

この場合腹筋群と太もも裏のハムストリングスに短縮緊張があり、股関節前面の腸腰筋や大腿四頭筋と背筋群に延長弱化があると予想できます。

しかし、実際に教科書の平面通りに筋肉の延長・弱化や短縮・緊張はほぼ起こらないのであくまで予想として各筋肉や関節の動きを見ていきます。

写真の患者は空手をしており、開脚前屈でも肘が地面に着く程度に柔軟性は保持しています。

ただし実際柔軟性の確認をしてみた時に明らかな左右差もあり、空手の動作で腰に痛みを感じることもあり施術とコンディショニングを行いました。

実際のストレッチはこんな感じで行います。(画像は別の患者ですが同じストレッチをしています)

患者は中学生のためかなりダイナミックにストレッチをしていますが、いろんな因子を考慮して患者にあったストレッチを行っています。

上記の写真はコントラクトリラックスという手法でのストレッチ法で関節可動域を拡大させて最大可動域まで動かしたところで関節運動を学習させるものになります。

具体的には上図のような姿勢で最大まで股関節を曲げた状態から膝を限界まで伸ばしていき、10秒ほどストレッチさせた後に10°程度膝を曲げた状態から手を押し返すように力を3割程度で5~10秒力を入れてもらい、力を抜いてまた膝を限界まで伸ばしていきます。

筋肉は収縮後に弛緩をするという性質を利用したリハビリのPNFといわれる手技のストレッチ法です。

大きな可動域でスピードやパワーを出せるほうが競技としても当然有利ですし、何よりケガの予防になりますので、各筋肉の柔軟性を向上させてケガ無くパフォーマンス向上を目指しましょう!

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足底筋膜炎(足底腱膜炎)の治療

Uncategorized 2022年07月15日

先日元アマチュア横綱の西郷智博さんが来院されました。

症状は腰痛と足底筋膜炎でそれぞれの治療を行いました。

西郷さんは現在国体の鳥取代表選手としてご活躍されているほか、鳥取城北高校相撲部の外部コーチとして稽古にも参加されており、学生の技術指導に従事されています。

足底腱膜炎

足の裏の踵周辺に痛みを感じ、特に寝起きや歩き始めに強く痛み、歩いていると徐々に痛みを感じなくなっていく障害です。

ランニング等の繰り返しや、相撲や柔道など足の裏の筋肉を強く使うスポーツでもよく見られる障害です。

今回の患者の場合足部のアライメントは足の内側縦アーチの減少(偏平足)及び横アーチの減少(開帳足)があり、俵での踏ん張り(土俵際での粘り)で足の裏の筋肉群を強く日常的に使用することで踵の骨に付着している足底腱膜が引っ張られ続けることで炎症を起こしたものと考えられます。

触診では腓腹筋(アキレス腱に移行する筋肉)全体の筋緊張がかなり強く以下の図のような状態でした。

このように足底腱膜が日常的に伸ばされながらさらに相撲の稽古で強い負荷を受けることで起こった障害でした。

ちなみにテーピングを提案しましたが稽古をした際に即時剥がれるとのことでしたので今回は行いませんでした。

このようにスポーツに関しても、腰痛等の障害に関しても理由があっておこるものが多いです。その原因を取り除いていかなければ根本的な治療になりませんのでしっかりと各関節や姿勢の評価を行うことが大事ですね。

花笑整骨院はスポーツを愛する老若男女の皆様を応援します!

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