整骨院での交通事故治療

肩の障害, 腰の障害, 首の障害 2026年02月23日

交通事故での整骨院の利用でまず知っておきたい基本ポイント

交通事故でケガをしたとき、整骨院に通うべきか整形外科に行くべきか迷う方は少なくありません。

まずは整骨院でできることや医療機関との違い、通院開始のタイミングと期間の目安、保険会社とのやり取りの基本を押さえておくことで、スムーズに治療を進めることができます。

ここでは事故直後から通院中までに知っておきたい基礎知識を整理します。

整骨院でできること

整骨院では、むち打ちや打撲、捻挫、関節や筋肉の痛みといった交通事故によるケガに対し、手技療法や物理療法などを用いて痛みの軽減と機能回復を目指します。

レントゲンなどの画像検査はできませんが、筋肉や関節、靭帯などの軟部組織の状態を触診や問診を通して評価し、一人ひとりの症状に合わせて施術計画を立てていきます。

日常生活での動き方や自宅でのセルフケア指導も行われるため、再発予防や後遺症のリスク軽減にも役立ちます。

整形外科との違い

整骨院と整形外科の一番大きな違いは、医師が在籍するかどうかと、検査や投薬を行えるかどうかです。

整形外科は医療機関のため、レントゲンやMRIなどの画像検査による診断、投薬、注射、手術などが可能であり、診断書の発行も行います。

一方、整骨院は柔道整復師が施術を行う施設で、保存的な手技療法や物理療法が中心です。

交通事故では、整形外科で診断を受けつつ、補完的に整骨院を併用する通い方が選ばれることも多くあります。

通院開始のタイミング

交通事故のケガは、事故直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくく、数日経ってから症状が強く出ることもあります。

しかし、あまり時間が経ってから受診すると、事故との因果関係を疑われ、保険適用や後遺障害の申請に不利になる場合があります。

そのため、事故当日から遅くとも数日以内には医療機関を受診し、その後できるだけ早い段階で整骨院での施術を開始するのが望ましいといえます。

通院期間の目安

交通事故のケガの通院期間は、症状の程度や部位、年齢などによって大きく変わります。

一般的なむち打ち症では、数か月から半年程度の通院になるケースが多いですが、軽症であれば数週間、重症であれば一年以上かかる場合もあります。

大切なのは「何か月通えばよいか」よりも、症状が落ち着き、日常生活に支障がない状態になるまで継続してケアを受けることです。

途中で痛みが残っているのに自己判断で通院をやめてしまうと、後遺症が残るリスクが高まります。

相手保険会社との連絡

交通事故で相手方の自賠責保険や任意保険を利用して整骨院に通う場合、保険会社との連絡や手続きが重要になります。

通院先を整骨院にすることや転院したい場合は、原則として事前に保険会社へ連絡し、了承を得ておくとトラブルを防ぎやすくなります。

また、通院状況や症状の変化、仕事への影響などについても、必要に応じて保険会社に情報提供が求められることがあります。

不明点や不安がある場合は、整骨院のスタッフや専門家に相談しながら進めると安心です。

交通事故のケガで整骨院に通うときの保険と費用の考え方

交通事故で整骨院に通う際には、治療費がいくらかかるのか、自分で立て替える必要があるのかなど、お金に関する不安がつきまといます。

実際には、自賠責保険や任意保険を利用するため自己負担なしで通院できるケースがほとんどです。

また、慰謝料の支払いにも通院状況が大きく関係します。

ここでは治療費の支払い方法や慰謝料の計算、通院証明の重要性を整理して理解していきます。

治療費の支払い方法

交通事故で相手方の自賠責保険や任意保険を利用する場合、整骨院の治療費は「一旦自己負担して後から請求する方法」と「保険会社から整骨院へ直接支払われる方法」があります。

どの方法が取られるかは、事故の状況や保険会社とのやり取り、整骨院の対応方針によって異なります。

負担を軽減するためには、通院前に保険会社と整骨院の双方へ支払い方法を確認し、可能であれば窓口での立て替えが不要な仕組みを整えておくと安心です。

慰謝料の計算方法

交通事故による通院慰謝料は、単にケガの重さだけでなく、通院日数や治療期間などの客観的な数字をもとに算出されます。

自賠責保険の基準では、通院日数や通院期間から一定の計算式に当てはめて金額を出す仕組みがあり、通院が不規則だったり途中で中断していたりすると、慰謝料が少なくなることもあります。

そのため、症状があるうちは定期的に通院を続け、治療内容を適切に記録してもらうことが慰謝料の面でも重要です。

交通事故による通院慰謝料は、単にケガの重さだけでなく、通院日数や治療期間などの客観的な数字をもとに算出されます。

自賠責保険の基準では、通院日数や通院期間から一定の計算式に当てはめて金額を出す仕組みがあり、通院が不規則だったり途中で中断していたりすると、慰謝料が少なくなることもあります。

そのため、症状があるうちは定期的に通院を続け、治療内容を適切に記録してもらうことが慰謝料の面でも重要です。

1 通院日数をしっかり確保する

2 医師や施術者に症状を具体的に伝える

3 仕事や生活への影響も相談して記録に残す

通院証明の重要性

慰謝料や休業損害などの算定には、「いつからいつまで」「どのくらいの頻度で」通院したかを示す客観的な証明が欠かせません。

整骨院での通院も、領収書や診療明細、施術証明書などによって裏付けがあれば、自賠責保険や任意保険の請求に活用できます。

後から通院日数を思い出して整理するのは難しいため、通院のたびに書類を受け取り、大切に保管しておくことが大切です。

保険会社から追加の書類提出を求められた際にも、すぐに対応できるよう日頃から整理しておきましょう。

整骨院への通院で後悔しないための院選びと通い方のコツ

交通事故後の整骨院選びを誤ると、症状がなかなか改善しないばかりか、保険会社とのトラブルや慰謝料への悪影響につながることもあります。

一方で、自分に合った整骨院を選び、適切なタイミングで転院も検討できれば、身体の回復もスムーズになりやすくなります。

ここでは、後悔しないための整骨院選びのポイントと、通院中に転院を考えるべきサインを確認しておきましょう。

整骨院選びの基準

整骨院を選ぶときは「通いやすさ」だけでなく、交通事故治療の経験や保険会社とのやり取りに慣れているかどうかも重要な判断材料になります。

カウンセリングや検査を丁寧に行い、施術内容や通院計画について分かりやすく説明してくれる院は信頼しやすいと言えます。

また、整形外科との連携体制があるか、必要に応じて紹介状を作成してくれるかなども確認しておくと安心です。

転院を検討する基準

通院を続けているのに症状がほとんど変わらない、説明が不十分で不安が大きいといった場合は、転院を検討するサインかもしれません。

また、保険会社とのやり取りに非協力的であったり、必要な書類をなかなか作成してくれなかったりする整骨院では、今後の手続きで苦労する可能性もあります。

転院を考えるときは、まず現在の不満点を整理し、保険会社に相談したうえで他院の意見も聞いてみるとよいでしょう。

・ 数週間通っても症状の変化が乏しい

・ 施術内容や方針の説明が曖昧で納得できない

・ 保険会社との連携や書類対応に不安がある

交通事故後に整骨院を利用するときのトラブル回避のポイント

交通事故の通院では、治療そのものだけでなく、示談交渉や治療費の打ち切りなど、保険会社とのやり取りで思わぬトラブルが起こることがあります。

特に整骨院での治療は、保険会社から厳しく見られる場合もあり、事前の準備や知識が結果を大きく左右します。

ここでは、示談前に気を付けることや、治療打ち切りの連絡があった場合の対応、弁護士に相談するべきタイミングを整理しておきます。

示談前の注意点

示談は一度合意してしまうと原則としてやり直しができず、その後に症状が悪化しても追加の補償を受けにくくなります。

そのため、痛みやしびれが残っている段階で示談を急ぐのは避け、主治医や施術者とよく相談して、症状が安定してから判断することが大切です。

また、保険会社から示談を急かされても、その場で即答せずに書面をよく読み、不明点は専門家に確認する姿勢を持ちましょう。

治療の打ち切りへの対応

通院期間が長くなると、保険会社から「そろそろ治療費の支払いを終了したい」と打ち切りの打診を受けることがあります。

しかし、まだ症状が残っている場合は、医師や施術者に現在の状態を記録してもらい、必要性を説明したうえで保険会社と交渉することが重要です。

それでも打ち切られた場合には、健康保険に切り替えて自費で通院を継続することや、後遺障害の申請を検討するなど、いくつかの選択肢があります。

弁護士に相談するタイミング

保険会社とのやり取りに不安がある、示談金の提示額が妥当か分からない、治療打ち切りに納得できないといった場合は、弁護士への相談を検討すべきタイミングです。

特に、後遺障害が残る可能性があるケースや、複数の医療機関や整骨院に通っているケースでは、適切な手続きや書類作成が賠償額に大きく影響します。

最近では、初回相談無料や着手金不要で対応してくれる弁護士事務所も増えているため、早めに相談することで不利な条件での示談を避けられる可能性が高まります。

交通事故で整骨院を利用して後遺症を防ぐために押さえたい要点

交通事故後のケガは、適切な初期対応と通院計画ができていれば、後遺症を最小限に抑えられる可能性が高まります。

整骨院を利用する際は、早期受診と継続的なケアに加えて、整形外科との併用や通院記録の保存、保険会社との連携など、治療以外のポイントも押さえておくことが重要です。

その場しのぎの対処で終わらせず、数年後の体調も見据えた通い方を意識することで、安心して日常生活に戻るための土台づくりにつながります。

花笑整骨院では

当院では交通事故治療にも力を入れており、車の衝突のような高エネルギー障害の治療も多く行ってまいりました。

豊富な経験と確かな治療技術で交通事故の不安を改善いたします。

交通事故ページ

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交通事故でお困りなら鳥取市の花笑整骨院までご連絡ください。

腰部脊柱管狭窄症

腰の障害 2025年06月15日

本日は腰部脊柱管狭窄症についてお伝えします。

脊柱管とは

図のように脳から出た神経の束が通る道で、木でいうところの幹が脊柱管に当たります。

この脊柱管から幹から出る枝のように腕や足に神経(末梢神経)を伸ばしていきます。

脊柱管狭窄症の状態

腰部脊柱管狭窄症は何らかの原因によって脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することで症状が出現します。

腰部脊柱管狭窄症の症状

・腰痛

・臀部から下肢への痛みやしびれ感

・運動麻痺

・間欠性跛行

など

腰痛

腰を前に曲げる、後ろに反らしたときの痛みや立ちっぱなし、座りっぱなしの痛み。

腰を反らしたときに下半身に響く痛みやしびれがあることもあります。

下肢しびれ感

おもにデルマトームと言われる神経がどの範囲の皮膚を支配しているかの図に沿った場所に症状が出ます。

運動麻痺

しびれ感と同じく、圧迫された神経が支配している筋肉の力が入りにくくなります。

間欠性跛行

神経性間欠性跛行と言われるおおよそ10分以上の歩行で、脚の痛みやしびれ感が出現します。

腰をかけたり、しゃがみ込むことで神経の圧迫が解放されることで痛みがスーッと引いていきます。

下肢閉塞性動脈硬化症などにおこる血管性間欠性跛行はしゃがんでも痛みは引きません。

腰部脊柱管狭窄症の治療法

・薬物療法

・ブロック療法

・手術療法

・生活指導

薬物療法

痛み止めや筋弛緩剤を用いて痛みやしびれの軽減を図ります。

ブロック療法

神経根ブロックや硬膜外ブロックの注射を行い痛みを感じにくくさせます。

自然経過を上回るエビデンスはありません。

手術療法

数年上記の治療をしたが効果が無い場合や、膀胱直腸障害(股がしびれて便が出にくいなど)があれば積極的に勧める。

おもに後方除圧術や脊椎固定術が行われる。

整骨院での治療

・電気治療

・温熱療法

・マッサージ

・運動療法

当院での治療

年齢や病態によりますが、主に腰椎のカーブが強くなることで脊柱管が狭くなります。

多くの整形外科的な障害は異常な姿勢や関節位置異常が基本的に存在すると考えております。

そのため姿勢矯正を根本として、細かい部分の調整をすることで症状改善と予防となります。

花笑整骨院ではほぼすべての患者様の姿勢を最初に評価します。

その評価をもとに正しい姿勢に戻すよう、施術、指導を行っております。

腰痛改善まとめ

腰の障害 2025年05月29日

腰や背中の痛みは、仕事や日常生活でも負担を感じていると思います。本記事では急性と慢性の特徴などや原因を整理し、自宅でも実践できる腰痛改善方法を紹介します。

腰痛は日本人が最も多く抱える症状の一つです。ある調査では、腰痛が上位を占めることも指摘されています。座り仕事を続ける人や夕方に腰に鈍い痛みを感じる人など、体をかばう習慣から動作が不便になるケースもあります。検査によって筋肉や姿勢の問題を把握し、自分に合った方法で改善と予防に取り組む姿勢が大切です。

急性腰痛は突発的に強い痛みが出やすく、慢性腰痛は長く続く症状が目立ちます。膝下に痛みがないなど条件を満たせばセルフケアも期待できます。

前屈して痛む場合は椎間板の髄核が背中側へずれているケースがあります。反り腰で痛みが出るときは髄核が前方へ移動し、腰椎に負担がかかると考えられます。無理なくできるエクササイズで姿勢を整えれば、症状の改善や予防につながる可能性があります。ただし前かがみや後ろ反りでも痛まないときは、ほかの原因が隠れているかもしれないため医療機関に相談するのが安心です。

腰痛は単なる痛みの名称ではなく、多様な病気や状態の一部として生じる症状です。原因が特定できるケースと不明なケースがあり、姿勢や筋肉、骨など多方面に目を向ける必要があります。例えば椎間板ヘルニアなどの病気が潜んでいる場合は、適切な治療で改善しやすいです。まずは自分の腰痛原因を把握し、医療機関で正確な診断を受けると対策が立てやすくなるうえ、日常生活に潜む落とし穴も早めにチェックできます。

猫背や反り腰など、体が前後に偏った姿勢は筋肉や骨に大きな負担をかけます。特に猫背は背骨から腰まで過度の力が加わります。長時間スマホやパソコンを見る場合は頭が前に出やすく、腰の痛みを引き起こしやすいです。脚を組む癖も骨盤を傾ける原因となり、一部の箇所に負担が集中しやすくなります。身体バランスを整える意識が高まれば、生活習慣から生じる腰痛の可能性が下がります。猫背や反り腰による姿勢の乱れや筋肉の柔軟性不足は、腰痛を起こしやすい要因です。

対策としては

– 日々のストレッチ

– 無理のない運動で筋力を高める

– 症状に合わせた医療機関の受診

などが挙げられます。

さらに症状が重いと感じた場合は、専門的な検査や治療を受けることで、早期に原因を明らかにすることも大切です。

自分に合った方法を見極めれば、腰椎や背骨への負担を減らし、より快適な状態が期待できるでしょう。

お腹周りの筋肉を強化すると痛みを軽減しやすくなり、日常動作がスムーズになります。ストレッチは背中やお尻、足の筋肉をゆるめると血行を促し、腰にかかる負担を和らげる働きがあります。体を反らして痛みが出る人は両ひざ抱えストレッチ、前屈をして痛みが出る人は腰反りストレッチなどは家でもできるため続けやすいです。筋力アップにはプランクやヒップリフト、レッグレイズなどがおすすめです。腰痛の症状や状態に合わせて運動を選び、無理をしない範囲で行えば予防と改善に役立ちます。継続によって姿勢バランスが整いやすくなり、腰への負担が軽減される可能性があります。

医療機関を早めに受診すれば、原因や注意点を正確に把握できる可能性が高まります。腰痛の症状を伝える際は、痛みが始まった時期や部位、状態を整理しておくと診断に役立ちます。例えば次の情報を整理しておくとスムーズです。

– いつから痛みがあるか

– どこが特につらいか

– どんなふうに痛むのか

– どんなときに強まるのか

– その他にしびれや発熱などがあるか

こうしたポイントをまとめると判断を下しやすく、必要な検査や治療方針を早期に立てやすいです。受診の準備ができたら、思いきって専門家に相談してみましょう。早めの行動で腰の痛みを改善し、快適な生活を取り戻すことにつながります。普段の姿勢や動作、生活習慣も共有してもらうと、さらに正確なアドバイスができます。疑問や不安を遠慮なく伝えてもらえれば、的確な治療やサポートもできます。

花笑整骨院で腰痛改善

当院では姿勢分析から整形外科的テストを行ったうえで痛みの原因を根拠に基づき特定します。

具体的な治療法は

 電気治療

 ホットパック

 マッサージ

 ストレッチ

 器具等を用いた運動療法

これらを用いて痛みの出ない体づくりをお手伝いいたします。

椎間関節性腰痛

腰の障害 2025年05月14日

本日は腰痛の分類の一つである椎間関節性腰痛について説明していきます。

椎間関節はどこにある?

画像の赤丸部分の背骨中心から2cmほど横にある上と下の背骨をつなぐ関節が椎間関節です。

腰に限らず、首、背中、腰の背骨にそれぞれありますが、それぞれつながり方が違います。

形状の違いもあり、腰、首に障害が出やすい関節です。

椎間関節性腰痛の痛みの特徴

・背骨の真ん中から少し外側の片側もしくは両側の痛み

・体を後ろに反らす、ひねった時に痛む

・ケンプテスト陽性

椎間関節性腰痛の原因

・不良姿勢

・スポーツや仕事などの繰り返しの動作による負担

・加齢による軟骨のすり減り

などが原因であり、特に椎間関節の圧力が高くなりやすい反り腰などは大きな原因となります。

治療法

・消炎鎮痛剤

・椎間関節ブロック

・運動器カテーテル

・徒手療法(理学療法)

など

運動器カテーテルとは?

近年治療法として注目を浴びている治療法で、非常に細いチューブを鼠径部や手首から挿入し、局部に薬剤を注入する治療法です。

負担のある部位に「モヤモヤ血管」と呼ばれる異常な血管が発生し、血管と共に神経が伸びるために痛みを感じます。

40代以降に増えるとされているモヤモヤ血管ですが、負担のかかる動作や姿勢でいると若年でも出現します。

当院の治療法

・電気治療

・関節モビライゼーション

・運動療法

・生活指導

など

電気治療

当院では伊藤超短波のES-530という総合刺激装置を使用しております。

電気治療にも種類があり、低周波、干渉波、EMS、マイクロカレントなどの複数の電気が流せるのがES-530の特徴です。

複数の電気を症状に合わせて使用することでより高い治療効果が得られます。

関節モビライゼーション

理学療法の手技の一つであるモビライゼーションは椎間関節性腰痛に高い効果が期待できます。

椎間関節でおこる神経障害や腰椎ヘルニアにも高い効果が期待できます。

運動療法

初診時に姿勢の分析や日常生活の聞き取りをし、負担のかかっている部分を特定します。

そのうえで正しい姿勢や、負担が軽減するようにいろんなエクササイズ道具を使用し、運動をします。

生活指導

日常生活での注意点や、やってはいけない動作の他、自宅でできるストレッチや運動を丁寧にお伝えします。

最後に

腰の痛みの原因として比較的多くを占める椎間関節性腰痛について説明しました。

放置することで軟骨が減ったり神経痛となってしまう前に治療を行うことをお勧めします。

仙腸関節による腰痛

腰の障害 2025年04月05日

本日は骨盤の大きな関節である仙腸関節障害について解説いたします。

仙腸関節とは

骨盤の背中(腰)側の左右にある右と左の骨盤と仙骨をつなぐ関節です。

股関節や腰の運動と共にわずかな滑り運動を行い、円滑な関節運動を調整する役割があります。

仙腸関節性腰痛の特徴

  • ・腰を曲げた時に痛みが出やすい
  • ・椅子に座るなどの座位で痛みが出る
  • ・痛みが左右どちらかに限られている
  • ・膝の力がカクっと抜けるときがある
  • ・ワンフィンガーテスト陽性

などとなります。

ワンフィンガーテスト

図のように痛みの場所を一本の指で示してもらうと赤い丸部分を指されます。

ほかにもニュートンテストやパトリックテストなどを行い原因を調べていきます。

仙腸関節障害の治療

整形外科で行うものとして

  • ・消炎鎮痛剤
  • ・ブロック注射
  • ・AKA博田法

などがあります。

整骨院での治療

  • ・電気治療
  • ・マッサージ
  • ・ストレッチ
  • ・運動療法
  • ・AKA博田法

などがあります。

花笑整骨院での治療

当院では電気治療に始まり、トレーニングや自宅でのストレッチ指導を行っております。

特にAKA博田法は仙腸関節への効果的な治療法であり、患者様の負担も少ないため積極的に行います。

痛みが和らぐと同時に無理のない範囲で運動を行い、同じ痛みを出さない状態に導きます。

仙腸関節性腰痛でお困りの方は是非ご相談ください。

筋・筋膜性腰痛

腰の障害 2025年03月26日

本日は腰痛の原因である筋・筋膜性腰痛についてとなります。

筋膜とは

皆さんの全身には筋肉があり関節を動かしますが、その全身の筋肉の表面にある薄い膜を筋膜と言います。

筋膜はいろんな筋膜同士でつながっており、アナトミートレインと言われるそれぞれつながったラインがあります。

青い部分がラインの例となります。

筋膜性の腰痛

整形外科で腰痛を相談した時にまずレントゲン画像を撮ると思います。

レントゲンで異常が無く、整形外科的テストもはっきりと陽性でない場合、筋膜性腰痛が疑われます。

筋膜が厚くなる、高密度となる、脂肪層と癒着するなどがあるとその部分に痛みが発生します。

筋膜性腰痛の治療

最近では超音波画像を見ながら生理食塩水をピンポイントで注入するハイドロリリースが高い効果を発揮します。

当然行えるのは医師のみですが、すべての整形外科で行っている治療法ではありません。

当院での治療法

最近は筋膜リリースという言葉を聞くようになりました。

筋膜は厚さ約1mmほどの膜で、その上には脂肪などの組織が存在します。

手技の筋膜リリースはその1mmの膜の厚さを整える非常に難しい技術となり、あまり現実的な主義とは思えません。

ただし、筋膜は運動やストレッチで筋膜リリースを行うことが可能です。

当院では運動療法として筋膜リリースに取り組んでおり、筋筋膜性腰痛は治療可能です。

最後に

冒頭でも触れたように筋膜は全身の筋肉を包む薄い膜です。

当然肩や首にも分布しており肩こりや首痛の原因にもなります。

花笑整骨院では筋膜性の肩こりや腰痛など様々な痛みに対応しております。

腰椎ヘルニアについて

腰の障害 2025年02月23日

今回は腰痛の中でも強い痛みやしびれを訴えられる腰椎ヘルニアについてご説明します。

ヘルニアとは

ヘルニアの語源はラテン語で脱出・逸脱を意味します。

体の中のどこで何が脱出するかにより障害が変わり、腰椎の他に頚椎椎間板ヘルニアや鼠経ヘルニアなどがあります。

腰椎椎間板ヘルニア

上の図のように背骨の間にある椎間板の髄核が後ろに飛び出し、神経を圧迫するのが腰椎ヘルニアです。

腰椎ヘルニアの症状

多くは腰痛に始まり、下半身の坐骨神経の支配領域にしびれや痛みが起こります。

体を前に倒す前屈で症状が引き出されることが多く、筋力低下もおこります。

セルフチェック

ヘルニアかもと思ったら以下のチェックをしてみてください。

①上半身を前に倒したときに強い腰痛や、下半身にひびく痛みやしびれがある。

②仰向けで寝て、膝を伸ばしたまま足を上に持ち上げた時に下半身の痛みやしびれで持ち上げにくくなる。

③膝を伸ばす、つま先立ちをする、足の親指を反らす力を入れた時に明らかな左右差がある。

④おしっこや便意はあるが股間部のしびれ感で出ない。

特に④に当てはまる方は要精密検査となりますので、至急整形外科の受診をしてください。

治療方法

ヘルニアにより後方にある神経を刺激して症状が出るため、前方へ圧力をかけることで症状が緩和します。

マッケンジー法はヘルニアに対するリハビリとして非常に有効ですので無理のない範囲で実施してみてください。

花笑整骨院での治療

ヘルニアが起こるメカニズムとして骨盤が倒れた姿勢が多くみられます。

このように姿勢分析をして患部の負担を減らすように姿勢矯正を含めた治療を行っています。

腰痛の種類

腰の障害 2025年01月27日

本日はお悩みの方の多い腰痛の概要についてご説明します。

腰痛のうち約85%は原因不明?

SNSやテレビ等で聞いたことがあるかもしれませんが、これは正確な表現ではありません。

正確には、腰痛の方がレントゲンやCT、MRIを撮った時に実際に痛む場所とレントゲン等で問題のある場所が違うものが約85%です。

特にレントゲンでは筋肉の状態は判断できないため「レントゲン上は何も問題ないですね」のパターンが多くなってしまいます。

画像診断では異常が無い腰痛患者にはテストを行っていきます。

そのテストの結果により腰痛の原因を探っていくわけです。

整骨院ではレントゲンやMRIなどの画像検査はできないため各種テストをまず行います。

腰痛の種類

腰痛を出す障害は多くありますが、原因や腰の中の場所によって分類されます。

大きく「腰を曲げることで痛みや違和感が出現する」「腰を後ろに反らすことで痛みやい違和感が出現する」の二つに分けられます。

腰を曲げると痛い腰痛

・腰椎椎間板ヘルニア

・筋・筋膜性腰痛

・椎間板性腰痛

・仙腸関節障害

など

腰を反らすと痛い腰痛

・椎間関節性腰痛

・腰部脊柱管狭窄症

など

実際の現状

上記の曲げた時や反らしたときの痛みで分類すると書きましたが、脊柱管狭窄症だが曲げても痛いなども当然存在します。

あくまで大きな分類ということを前提にどこに原因があるかを判断していきます。

危険な腰痛

腰痛の中には内科疾患なども隠れていることがあります。

おもに安静時も痛みがある腰痛(楽な姿勢が無い)は特に危険な場合があるため直ちに病院の受診をお勧めします。

また以下の腰痛のレッドフラッグに当てはまる方は原因の特定を急ぐべきとなるので確認お願いします。

腰痛のレッドフラッグ

・発症年齢が20歳未満
・時間や活動性に関係のない腰痛
・胸部痛
・がん、ステロイド治療、HIVの感染の既往
・栄養不良
・体重減少
・広範囲に及ぶ神経症状
・構築性脊柱変形(円背など)
・発熱

花笑整骨院での治療

腰痛の種類を判断し、当院での治療が行えると判断した場合はおもに以下の治療を行っていきます。

アイシングまたはホットパック

腰痛が急性の場合は温めずにアイシングを行い、発症約2日以降は逆にホットパックで温熱療法を行います。

電気治療

当院では伊藤超短波のES-530を使用しております。

こちらは伊藤超短波独自の立体動態波をはじめ、ハイボルテージ治療やマイクロカレント、EMS(楽トレ)と多くの種類の電気を流せる治療器となります。

電気を流す場所や障害の性質、状態にそれぞれ最も適した電気を使用していきます。

マッサージ・ストレッチ

硬くなったり、動きの悪くなっている部分をマッサージやストレッチを行います。

運動療法

必要に応じて運動やセルフストレッチ指導を行います。

最後に

次回からは各障害に対しての説明等を行いますので是非ご確認ください。

姿勢による腰痛の種類 骨盤後傾

腰の障害 2022年09月26日

本日は姿勢による腰痛についてお話します。

以前のブログで腰痛は体を前に倒して痛みが出るものと後ろに腰を反らして出るものに大きく分類できる話をしましたが、今回は体を前に倒して痛みが出る腰痛に絞って話します。

高齢者に多い腰痛の中で体を前に倒して痛みの出やすい腰痛の種類は腰椎圧迫骨折、仙腸関節障害、筋筋膜性腰痛、腰椎椎間板ヘルニアとあります。

これらに共通することは骨盤の後傾である傾向が多いことが挙げられます。姿勢評価をしたときに背中が丸くて腰が曲がった姿勢で、円背とも呼ばれます。

上図のように体が前に倒れ、背中が丸くなっています。

このような姿勢でいると太ももの裏の筋肉や腹筋が短縮緊張して、反対に太ももの前や背中の筋肉が延長弱化してしまい、腰の関節や筋肉の負担が増え腰痛症を発症してしまいます。

これを改善するには単純に上記の短縮緊張した筋肉をストレッチ等で伸ばし、延長弱化した筋肉をエクササイズで強化すれば正しい姿勢に近づいていきます。

猫背、骨盤後傾を改善するストレッチ

太もものストレッチ

台の上に足を乗せ胸を張って腰を反らしたままで膝が伸びるように上からゆっくりと押さえていきます

お尻のストレッチ

椅子に座り片方の足をもう片方の膝の上に乗せ、腰を反らして胸を張ったまま上半身を倒していきます

猫背、骨盤後傾を改善するエクササイズ

四つ這いで腰が反らないように右手と左足をそれぞれ前と後ろに伸ばします。反対も同様に行います。
四つ這いから片方の手を前に着き手が下がらないようにお尻をかかとに近づけていきます

以上が猫背や骨盤後傾を改善するエクササイズやストレッチになります。

ご参考に当院で治療を行った70代のビフォーアフターも載せておきます。

【鳥取で腰痛治療を行うなら花笑整骨院へ】

住所:〒680-0811 鳥取県鳥取市西品治751-1

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