腰痛治療

BLOG 2017年01月21日

花笑整骨院の田中です。

 

冬といった感じの気候がつづいており、皆様体調は崩されていないでしょうか?

寒い時期は体温も奪われやすく、体温が下がってしまうと免疫系である白血球が働きにくくなってしまうので、インフルエンザや感染性胃腸炎にはくれぐれもお気を付けください。

 

本日は腰痛についてです。

腰痛を引きおこす要因はたくさんありますが、医師でない私たちは腰痛の患者さんが来られた時に問診や各種整形外科的徒手検査を用いて原因を探っていき、どういった腰痛なのかをふるい分けていきます。

結果的に特定の場所が悪いと判断し治療をしていきます。

 

今回はその中でも筋・筋膜性腰痛についてお話します。

筋・筋膜性腰痛とは腰痛の中でも筋肉や筋肉を包む筋膜に原因のあるもので、レントゲンを撮っても異常の写らないものです。

ぎっくり腰の一部もこの筋・筋膜性腰痛のうちに入ります。

 

この腰痛は老若男女全ての方に起こり得ます。

スポーツを一生懸命行っている方、仕事で重いものを持つことがある方、中腰で作業をすることがある方、デスクワークの方など、たくさん要因があり、ほぼ皆様当てはまるところがあるはずです。

 

私も先日の雪かきで腰が痛くなりましたが、これも筋・筋膜性腰痛です。

筋・筋膜性腰痛では筋肉の筋硬結がどこにできているかを触診で見つけ、治療をしていきます。

 

しかし、筋・筋膜性腰痛は普段の姿勢や生活において作り出されることも多いので、日常生活動作の指導や姿勢の改善、腰部に負担の少なくなるような筋力づくりが大切になってきます。

 

この写真を見ていきましょう。

 

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猫背です。

腰椎前弯(いわゆる反り腰)の猫背です。

当然ですが腰椎の前弯が強くても、後弯が強くても腰の負担は大きくなります。

前弯が強ければ脊柱管狭窄症などのリスクが増えますし、後湾が強ければ腰部椎間板ヘルニアなどのリスクが上がります。

 

ようは反りすぎず曲がりすぎず中間の位置である脊柱の正中化を目指しましょうということです。

 

この中間の姿勢は、お腹や背中まわりのとくにインナーマッスルと呼ばれる筋肉がうまく働かないと維持できません。

なので体幹トレーニングを行っていく必要が必ずあるのですが、まずは自分の体の姿勢と筋肉の状態を確認してから行ってください。

腰の反った人と腰の曲がり気味な人が行うべき体幹トレーニングは違います!

もちろんかぶっているものもありますが、不必要なトレーニングを一生懸命行っても腰痛は良くなるどころか悪化する可能性だってあります。

 

コアトレーニングや体幹トレーニングの注目度があがり喜ばしいことですが、まずは自分に必要なトレーニングの判断が最も大事ですよ。

正しいトレーニングで姿勢の正中化を行い腰痛や肩こりのリスクを減らし、活力のある毎日を作っていきましょう。

 

花笑整骨院ではピラティスや体幹トレーニングによる姿勢の正中化を治療に取り入れております。

まずはご自身の姿勢を知ったうえで治療やトレーニング指導を受けてみませんか?

 

鳥取で腰痛治療をお探しなら花笑整骨院へ

 

ご予約や問い合わせはこちらまで。

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肩こり治療

BLOG 2017年01月15日

花笑整骨院の田中です。

 

全国的な寒波が訪れて、鳥取もついに雪が降ってしまいました。

今朝店舗の雪かきをしたのですが、やはり非常にしんどいですね!

腰と背中のダメージが大きく、筋肉痛の予感がします。

 

今朝滑ってしりもちをついた方が来院されました。幸い骨折の所見はありませんでしたが、痛みが引かなかったら必ず整形外科でレントゲンを撮ってもらってくださいとお伝えしました。

皆様も雪道の歩行や運転はくれぐれもお気を付けください。

 

本日ですが肩こりの治療についてお話します。

 

日本人は猫背の方が多いため肩こりや腰痛に悩まされる方が多いのですが、その肩こりのメカニズムについて一部お話します。

 

まずこの写真をご覧ください。

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なかなかにひどい姿勢ではありますが後方から見た私の姿勢の写真になります。

ざっくりとこの姿勢の上半身について評価します。

 

まず肩の高さを見てほしいのですが、左肩が上がっております。

これは背骨が右側へカーブしているのもありますが、左の肩甲骨が上に持ち上がっています。

 

なぜ左側が持ち上がっているかなのですが、左の肩甲骨から首の背骨に付く筋肉が緊張し、短縮しているからです。

 

リラックスした姿勢で誰かに後ろから写真を撮ってもらうとわかるのですが、左右の肩の高さが同じ方って意外と少ないです。

 

学生時代のスポーツで作られた姿勢が定着して肩の高さが違う方もいますが、私の場合は普段の癖であった左ひじをついたり、左足を上にして足を組む癖が大きい原因となっています。

 

その結果僧帽筋と肩甲挙筋という肩甲骨を上に持ち上げる筋肉が緊張してしまい、左肩が上がった姿勢になっています。

つまり後ろから写真を撮ってもらい、高くなっている方の肩は肩こりのリスクが大きい肩だということです。

 

この肩甲骨を持ち上げる主な筋肉の僧帽筋の上部繊維は肩こりを感じる原因となることが最も多いとされる筋肉です。

なので、肩こりを持つ方はこの僧帽筋のリラクセーションやストレッチである程度緩和されることが多いでしょう。

 

僧帽筋上部繊維のストレッチ方法です。

 

IMG_20170115_145159

 

① 伸ばしたい方(写真では右)の腕を腰の後ろにまわして肩甲骨を固定します

② 反対の手で頭に手を当て、伸ばしたい方と逆方向(写真では左)に頭を引いていきます。

③ 首筋から肩に心地よいストレッチ感が出る所で止め、30秒ほど大きく呼吸をします。

 

写真の右手はズボンを掴んでしまっても良いかもしれません。

注意ですが、首に痛みやストレッチでしびれが出る方や頚椎症などの方は絶対に行わないでください。

 

最初にも書いたように肩こりと姿勢は密接に関係しており、根本的に治すとなると姿勢の改善や日常生活の見直しやエクササイズの実施などが必要となってきます。

花笑整骨院では肩こりの根本治療も自信を持って行っております!

 

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膝痛治療

BLOG 2017年01月07日

皆様新年あけましておめでとうございます!

 

今年の正月は雪もなく非常に過ごしやすい正月でしたが、皆様お変わりございませんでしょうか?

 

当院では、鳥取マラソン出場予定の方々がコンディショニングや治療へちらほらと来院されるようになってまいりました。

正月恒例の箱根駅伝も終わり、ランナーたちのランニング魂に火がついていることと思います。

 

そんなランナーたちが抱える不安の中に膝の損傷があります。

走るということは、素早く左右の足を交互に出すという動作や、地面からの突き上げる力、体重が地面の方向へ各関節を伝わる力など、たくさんの力を受けますし、たくさんの力を使います。

ヒトに限らず生き物の体はそういった外からの力を各関節で上手に分散できるような構造になっています。

 

歩いたり走ったりするときに一番最初に力を受けるところは踵となりその力が膝へと伝わるため、足首の関節も非常に大切なのですが、今回は負傷の多い膝関節の中の荷重分散を担う半月板についてお話します。

 

ランナーの話をしていたのですが、半月板損傷はランナーに多い障害ではありません。バスケットやサッカーの方が圧倒的に多いです。

 

まず、半月板の役割ですが

① 膝関節のクッション作用と荷重分散

② 膝関節の安定

③ 関節内の潤滑油の拡散

④ 関節軟骨への栄養供給

などがあります。

全て大きい機能なのですが、クッション作用と荷重の分散はこれが無いと膝の関節が成り立ちませんし、膝の曲げ伸ばしができなくなります。

 

半月板は内側半月と外側半月に分けられ、スポーツ障害では内側半月損傷が多く起こりますが、中高年の方でも半月板の損傷は起こります。

若年層ではスポーツなどの急激な動作などで損傷するのに対し、中高年は頻繁に膝関節に力が加わることで損傷が起こります。

 

半月板自体は痛みを感じることはありませんが、周りに着く靱帯や関節包などが刺激された結果膝の痛みが現れます。

 

ジャンプの着地時や階段を下りた際の膝の内側の痛みなどは半月板の損傷を疑うべきです。

私は医師では無いのため、MRIやレントゲンは撮れませんのでテストを数種類行い判断します。

 

半月板損傷ですが、いろいろな形で断裂する可能性があり、断裂した半月板が関節に引っかかるとロッキング(膝が伸びなくなる)やキャッチング(ひっかかり感)となります。

こうなってしまうと関節内視鏡で断裂した部分を取り除くしか治療方法がなくなってしまうので、違和感を感じたらすぐに受診すべきです。

 

断裂初期の段階で正しい治療とリハビリを行えば痛みも取れてきますし、それにより正しい膝のアライメントを獲得することで他の膝のリスクも大幅に軽減できますので、膝の違和感は放っておかないようにしましょう。

ちなみにこんな感じで損傷します。(上から見た図)

 

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鳥取で膝痛にお悩みなら花笑整骨院が力になります!

 

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年末年始のお知らせとご挨拶

お知らせ 2016年12月30日

2016年も残りあとわずかとなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

花笑整骨院は2016年9月16日に開業して早くも3ヶ月以上が経過いたしました。

この短い間にもたくさんの出会いがあり、皆様に支えられてきたおかげで無事過ごすことが出来ました。

 

一年間大変お世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください。

 

最後に年末年始のお知らせです。

 

12/30(金) ~ 1/4(水) までお休みとなりますので、お間違いの無いようにお願いいたします。

 

それでは皆様体調にお気をつけてよいお年をお迎えください。

母趾の役割

BLOG 2016年12月27日

花笑整骨院の田中です。

 

クリスマスも終わりまして、年末が目前となっております。

何かと忙しい時期ではありますが、体調を崩さぬよう自己管理をお願いします。

 

本日は母趾(足の親指)についてです。

手でも足でも最も大きく動く範囲の多い指は親指ですが、これにはもちろん理由があります。

手でしたら物をつまむ動作や手を丸めて円形の物を持つことができるというように器用で緻密な動きがこなせるように進化したからです。

 

足ではどうかというと、母趾は歩く時や走るときに床を蹴る際に最も活躍する趾です。サルやチンパンジーの足は手と同じように他の4本の指と違い内側を向いています。

これは足でも木が掴めるようにそのような向きとなっており、ヒトの足は5本とも進行方向を向くようについています。

これは前に進むように特化した形だといえると思います。

 

母趾を怪我したことがある方はわかると思うのですが、母趾が痛みなどで使えないとスムーズには歩けません。

それだけ歩行の中で母趾は重要な役割を担っているといえます。

日本人は昔から足袋や草履など、母趾を意識した履物を使っていましたが、最近このことが見直され足袋型の靴下や靴が商品として発売されており、母趾の重要性が発信されるようになったのはうれしいことだと思います。

 

母趾は当然重要なのですが、おろそかにされがちなものが爪です。

爪は指の保護はもちろんですが、歩行時などで足の指で地面を押す際に広がり力がスムーズに伝わるように働いてくれます。

ご自身の母趾の爪を観察していただいて、爪が上を向いていたり、巻き爪となっている方は日ごろの歩行で床が指で蹴れていないことを表しています。

上記のように爪が浮いたようになっている方は日常の歩行での足の使い方に見直しが必要かもしれませんね。

 

外反母趾の方は当然ながら母趾の機能を十分に発揮できませんし、O脚で荷重が小指側に来ている方も十分に発揮できません。

つまり、足部や膝、股関節などの変形は母趾の機能不全を起こし、スムーズな歩行を妨げる可能性があるということです。

 

足は一番最初に地面からの衝撃を受ける場所であり、クッション作用のある構造となっていますが、偏平足や開帳足、浮指などの足部の変形によりクッション作用が失われると膝や股関節、腰へと負担がかかってきます。

 

足が最初の原因で膝や腰の痛みが出ないように、足の使い方を正しく体で覚えていきましょう。

 

偏平足や外反母趾を予防するトレーニングを今回はお伝えします。

ご存知の方も多いかとは思いますが、タオルギャザーといいうトレーニング方法です。

 

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これを行う際の重要な注意点として必ず裸足で行ってください。

 

1.床にタオルを敷いて踵が出るように足を乗せる。

2.足首を上げて左写真のように親指をできるだけ内側に開きながらタオルに前足部を乗せる。

3.右写真のように指の力でタオルを手前にたぐりよせる。この時に踵が後ろに動かないように固定する。

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4.上写真のようにタオルをつかんだまま足首を動かしタオルを持ち上げる。

5.1~4を繰り返す。

 

ポイントとしては2.の「親指をできるだけ内側に開きながら」という部分です。

 

ちなみに撮影はカーペットの上でやっていますが、フローリングなどのある程度滑る環境で行わないとタオルが引き寄せにくくなりますのでご注意ください。

 

この機会に外反母趾や偏平足の治療を考えてみてはいかがでしょうか?

 

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猫背治療

BLOG 2016年12月24日

花笑整骨院の田中です。

 

気が付けばもう少しで年末ですね。

開業してから早くも3ヶ月経過しましたが、幸いにも体調不良なく元気に営業できております。

 

まずは年末年始の営業についてです。

 

年末年始ですが、12月30日(金)~1月4日(水)までお休みとなります。

なお、12月29日(木)の午前は9:00~12:00まで、午後が14:00~17:30までの受付となりますのでお間違えの無いようにお願いいたします。

 

さて、タイトルにある猫背の治療なのですが、日本人は9割猫背らしいです。

本当かどうかわかりませんが、確かに患者さんに猫背の方は多いです。

この姿勢の異常が招きやすいものとして、腰痛症や肩こりなどを訴える頚肩腕痛があげられます。

 

猫背になる原因は様々で、筋力や筋肉や靭帯の柔軟性などいわれていますが、結局は今までの姿勢を続けてっきた結果が猫背となりますので、1回の治療で肩こりや腰痛はよくなっても、猫背を完全に治すのは難しいと思います。

 

さらに、猫背といわれるものの中には、背骨や骨盤の傾斜で種類が分けられます。

その中でも今回は骨盤が前に傾いた、腰が反った状態の猫背についてお話します。

 

いわゆる反り腰といわれるものなのですが、まずセルフチェックとして

 

1.壁にカカトとおしりと背中、後頭部を順に着けて立ちます。

2.壁と腰の間に手のひらを入れます。(できれば他人に入れてもらいます)

 

・この時に手のひらが一枚入るかどうか程度が骨盤が前傾も後傾もしていない中間位といわれる状態。

・手のひらが入る隙間が無ければ骨盤は後傾した状態。(腰をかがめるように曲がった状態)

・手のひらがすっぽり入るほどの隙間があれば骨盤が前傾した状態。

 

となります。

この中の骨盤が前傾した状態が続くと、重心が前にずれてしまうため、重心を後ろの戻そうと背中の丸まった猫背に姿勢が変化していきます。

この状態が続くと肩甲骨が外側に継続的に開いた状態となり肩こりの原因にもなってきます。

 

最近ではパソコンやスマートフォンの普及により、頭が前に出た頭部の前方変位となり、ストレートネックの原因となるほか、ストレートネックとなったため、約5kgほどの頭からかかる重さと衝撃を上手に緩衝できなくなり、頚椎症などの障害も出てきます。

 

実際は股関節の可動性の低下や、腹筋背筋の出力低下などもふくめ、骨盤の前傾だけでもこのように各部位の連鎖的障害が出てきます。

 

恐ろしいことばかり書いていますが、実際は骨盤が前傾している方でも腰痛のない方はたくさんいらっしゃいますし、実際に私も骨盤が前傾した反り腰傾向の猫背ですが腰のトラブルは経験したことがありません。

あくまでこのようなリスクがありますよという話です。

 

ここからは日常的に猫背を予防する方法をご紹介します。

 

1.スマートフォンを見るときは脇に片手を入れる。

スマートフォンは巨大化の一途をたどっており、片手操作できるスマートフォンが少なくなっておりますが、右手でスマートフォンを持ち、何らかの読み物をしている際、左手を右の脇に入れることで目線が上がり、頭部が前に倒れるのを防げれます。

パソコンでも同じですが、モニターの高さを上げて、目線を上げることが大事です。

 

2.椅子に座る際は深く腰かける。

椅子に深く腰掛け、左右の座骨に体重を乗せてあげることで骨盤の後傾を防げます。これは骨盤前傾の話ではないのですが、猫背予防にとって重要なこととなります。

もしくは背もたれのない椅子に座ることで、骨盤の中間位(前傾も後傾もしていない状態)に近い状態を保てます。

 

3.ストレッチは欠かさずに。

当院でもよく指導させていただいているのですが、デスクワークなどで背中の疲労を感じたらストレッチを行ってください。

肩こりの方ぜひお試しください!

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1.両手の指先をみぞおちに当てる。

2.両手の甲をぴったりとつけ、肘を前に突き出す。

3.写真左のように大きく息を吐きながら、おへそを覗き込むように上体を丸め、30秒ほどキープ。

4.上体を戻し、背中の後ろで肘を曲げた状態で手を組む。

5.写真右のように肘を下に向けて伸ばしながらみぞおちを持ち上げるイメージで肩甲骨を寄せながら胸を張る。肩甲骨は寄せきれれば良いので無理に力を入れない。

 

これが肩甲骨と背骨の肩こり予防ストレッチとなります。

 

 

猫背に対するストレッチや筋力トレーニングや矯正治療はまだまだありますが、非常に膨大な量になってしまうため割愛させていただきます。

 

首痛、肩痛、肩こり、腰痛などを引き起こす可能性のある猫背を矯正したい方は花笑整骨院までぜひお越しください!!

 

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肩痛の治療と予防

BLOG 2016年12月17日

花笑整骨院の田中です。

 

最近めっきり寒くなりましたね。

インフルエンザやノロウイルスなどの感染性胃腸炎も爆発的に流行しておりますので、食事の前の手洗いやうがいと、口元を触る癖のある方は気をつけていきましょう!

 

本日は肩の痛みについてです。

 

まず、肩関節の構造ですが、よくゴルフボールとティーの関係と比喩されます。

肩関節は肩甲骨と上腕骨で関節を作るのですが、上記のゴルフボールが上腕骨でティーが肩甲骨となります。

このゴルフボールの関係というのはゴルフボール(上腕骨)に対してティーという受け皿(肩甲骨)が極端に小さいため、ヒトの肩関節は靱帯や筋肉で安定性を高めています。

そのため、小さい筋肉や靭帯の損傷で肩が上がらなくなったり、強い痛みを発生させてしまします。

 

肩の痛みの原因はものすごく多岐にわたります。

野球をされる方の野球肩や40代からおこる五十肩や肩の部分で神経が圧迫されることでおこる神経障害性疼痛などがあります。

 

そのなかでもいわゆる五十肩といわれる肩関節周囲炎についてお話します。

 

五十肩は何かをした覚えはないけれど、肩が徐々に痛くなり、痛みで肩が動かせなくなる障害です。

肩のレントゲンを撮っても五十肩自体の異常を認められることはありません。

このように画像診断などで異常がないにもかかわらず肩の強い痛みが出るのが五十肩(肩関節周囲炎)となります。

初期は痛みも強く肩を動かそうとされないため、筋肉の長さが縮むことや、筋肉同士がくっついてしまうことにより肩関節の可動域(肩の動く範囲)が大きく減少してしまいます。

縮んだ筋肉を伸ばしたり、くっついてしまった筋肉を剥がしたりすれば当然肩の可動域は上がってくるのですが痛みが強い方はなかなか動かせません。

そのために整形外科では関節の注射を行い痛みの軽減を図ったうえで肩の可動域訓練などを行います。

 

この五十肩の特徴として夜間の痛みがあげられます。

右肩が痛いから右肩を下にして寝るという方はあまりいらっしゃらないでしょうが、肩の痛みがある方は仰向けか痛い方を上にして横向きで寝る方が多いと思います。

ただし、仰向けでも横向きでも痛みが出る方が多くいらっしゃいます。

肩の夜間痛はまだ原因が明らかにされてはいないのですが、肩甲骨から肩の筋肉が腕の重みで引っ張られないように横向きで寝るときは大きめのクッションを抱えて腕を支えるように寝ると効果的です。

 

肩の障害を予防するにあたって、非常に大事になってくるのが肩甲骨の位置と、肩甲骨から上腕骨につく小さい筋肉の強化です。

この小さい筋肉は回旋筋腱板やローテーターカフという難しい名前がついています。

今回はこれらの筋肉の簡単なエクササイズを紹介します。

これらの筋肉はインナーマッスルであるため、弱い力で、数を多くこなすことが重要です。

 

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筋力によりますが、最初は写真のように輪ゴム程度の弱い張力で行った方が鍛えたい筋肉にアプローチできておすすめです。

脇が開かないように輪ゴムをビヨンビヨンと伸ばしたり縮めたりをひたすら1分間繰り返します。

これを3セットほど、肩の裏側に少し疲労感を感じる程度まで行っていきます。

写真は使ってないですが、脇に丸めたタオルを挟んで落ちないようにするのも効果的です。

 

肩を使う競技全般でやっておいて損はない非常に地味なトレーニングですので、スポーツをされる方はやってみてはいかがでしょうか?

 

最後に年末年始のお知らせです。

 

花笑整骨院は12月30日(金)~1月4日(水)まで休業となります。

なお、12月29日(木)の午前は9:00~12:00まで、午後が14:00~17:30までの受付となりますのでお間違えの無いようにお願いいたします。

 

五十肩や肩の痛みでお悩みの方は是非ご相談ください。

 

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初産婦さん経産婦さんの腰痛や肩こり

BLOG 2016年12月11日

花笑整骨院の田中です。

 

数日前にDeNAの運営するウェルクという健康に関する情報サイトの内容が、医療に全く関係のない素人ライターの作成した記事だということや、モラルのないSEO対策(検索サイトで上位表示をさせる対策)により全ての情報が非公開にされていましたね。

肩こりの原因が幽霊かも?という記事があったりするため、私が参考にすることは一切無いですが、こういったブログは根拠に基づいたものを作成しないといけませんね。

 

それはさておき、前回骨盤底筋のお話をさせていただいた延長線上で、関連深い初産婦さんや経産婦さんの運動器(筋肉や靭帯など)のトラブルについてお話します。

 

骨盤底筋は腰の痛みと関連深く、妊娠中や産後にも大きく影響するという話を前回したのですが、今回は妊娠中や産後の身体的な特徴についてです。

 

まず、我々が身体を評価するうえで最重要ともいえる姿勢についてです。

 

妊娠中は当然ながら時間の経過とともにお腹の中で胎児が大きくなっていきます。お腹が大きくなると前後の重心が前方向へ移動していきます。

重心が前方へ移動すると腰が前に反る方向になり、前方に移動した重心を後方へ戻そうとするため結果として後方重心となりやすいです。

さらにお腹が大きくなっているので、姿勢の制御に重要な腹筋群が伸ばされうまく働けず、結果として背中側にある脊柱起立筋が強く働き、前後で筋力のアンバランスが起こるため妊娠後期の方は腰の負担がものすごく大きいので、腰痛を訴える妊婦さんは多くいらっしゃいます。

この後方重心を戻すように猫背様の姿勢をとってくると今度は肩甲骨や股関節の動きが低下してしまい、肩こりや鼠径部の痛みが出てきたりします。

さらに、重たい胎児の頭の位置が左右どちらかに寄れば重心の位置もどちらかにズレてしまい左右不均等な姿勢になってしまいます。

妊婦さんはつわりや出産も大変ですし、妊娠中でお腹が大きくなってくることでさらに大変な身体状況となっているのです。世の男性諸君はこういったことも頭において奥さんに接さなければいけませんね。

 

妊娠でお腹が大きくなると腹直筋(いわゆる腹筋)の白線という部分が伸ばされます。

この白線とはみぞおちから恥骨に向かって縦にへこんだ右と左の腹筋を分けている部分です。

この白線が左右に引き伸ばされてしまった状態を腹直筋離開といいます。

 

非常に重要な注意事項です!

 

よく出産後に元の体形に戻すためにエクササイズをしようとする美意識の高い女性がいらっしゃいますが、この腹直筋離開があるままエクササイズをしてしまうと腹圧で内臓が押し出されるような状態になってしまします。

これはピラティスでもヨガでも腹圧を高めた状態で行うので、腹直筋離開がある場合はサラシなどを使い腹直筋が引き離されないような状態を作ったうえで、状態にあったエクササイズがなされなければいけません。

 

腹直筋離開ですが、簡単な検査方法があります。

まず上向きで膝を立てた状態で寝て、息を吐きながら肩が浮く程度まで上体を起こしてもらいます。

その状態で誰かにおへその下を指で押してもらいます。

押した指が第二関節程度まで沈んでしまうと腹直筋離開の可能性が高いので、エクササイズには注意してください。

 

妊婦さんや出産後の方にはまだまだいろんな障害が起こり得ます。

数々のリスクを冒して新しい命を産む女性は偉大ですね!

 

産後姿勢改善のエクササイズはピラティスも非常に効果的ですよ!

 

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いやぁきついっすね!!

必死さが顔からあふれ出てますね!

 

産後の腰痛や肩こりにお悩みの方、ぜひご相談ください。

花笑整骨院は土日営業しております。

 

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骨盤底筋の重要さ

BLOG 2016年12月09日

花笑整骨院の田中です。

果たして鳥取はいつ雪が降るのでしょうか?

鳥取の年々雪の量が減っており、去年は1回ほどドカッと降った程度でほとんど降らなかったイメージでした。

ちなみに当整骨院ではぎっくり腰の患者様が急増中です。

動くのがやっとだけど仕事は休めないとか、今日は何とか休ませてもらえたけど、明日は仕事に行かなければならないから何とかしてほしいと悲痛な叫びを聞きました。

幸いほとんどのぎっくり腰も治療後には動けるようになるまで回復してくれて、うれしい限りです。

 

本日はこのぎっくり腰にも深い関係のある題名の骨盤底筋についてお話していきます。

図で見たほうがわかりやすいので、まずはこちらをご確認ください。

 

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このように、骨盤の底にあり、恥骨と坐骨をハンモックのように付いているたくさんの筋肉のことを骨盤底筋と呼びます。

この筋肉と並んでよく登場するのが、腹横筋、多裂筋、横隔膜です。

これら4つのことをコアユニットと呼んだりするのですが、すごくざっくりと説明するとこの4つの筋肉はお腹を囲むように箱型となり、これらが最初に上手に働くことでコルセットのように腰を安定させます。

このコアユニットがしっかりしていれば、ぎっくり腰、ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎圧迫骨折などを代表とする腰のトラブルのリスクを大きく減らせます。

 

最近はヨガやピラティスという概念が広まってきたおかげでトレーニング法などもネットで検索すればたくさん出てくるようになりました。

ただし、これらの筋肉の過不足の評価は自分では難しいです。

必要なトレーニングは個人によって違いますので、すべて行えば腰のトラブルと無縁になるかといえばそうでもないです。

ここら辺の評価は自分で判断するのではなく、専門家に見てもらいましょう。

 

話を戻しまして骨盤底筋ですが、非常に女性と関係の深い筋肉です。

 

この骨盤底筋は妊娠・出産によりダメージを受けやすいです。

妊娠中には胎児の重さで下がった子宮をそこから支えるため、なにも常に伸ばされた状態になりやすく、分娩時には物理的に損傷を受けやすいです。

骨盤底筋群の中には尿道括約筋もありますので、ダメージを負った結果妊娠中や分娩後の尿失禁が起こりやすくなります。

分娩時は胎児が産道を通りやすくするために骨盤底筋は柔らかくなるのですが、それでも分娩による骨盤底筋の裂傷は多く起こります。

 

このようにして妊婦さんの骨盤底筋はダメージを負うのですが、通常この筋肉は産後1~3ヶ月で回復します。

ただし、この骨盤底筋損傷の症状は若い時期に症状が出なくても、女性ホルモンの減少する更年期に症状が出る場合も多くあります。

その症状は腰痛であったり、足の付け根の痛みであったり、尿失禁など様々なものとなり得ます。

 

更年期の方で何かをした覚えがないのに徐々に腰が痛くなってきたというかたはもしかしたらこの骨盤底筋が原因かもしれませんね。

 

骨盤底筋が原因で起こる腰痛は当然ながら犯罪になる可能性があるためマッサージはできません。

仮にやったとしてもパートナーにやってもらうのが一番安全だと思います。

そのため運動療法で治療していくのが一般的ではないでしょうか。

産婦人科の先生に聞いたらケーゲル体操を教えていただけると思いますし、インターネットで検索しても出てきます。

もちろんピラティスでも骨盤底筋のトレーニングが行えますし、さらに産後姿勢改善のエクササイズも同時に行えます。

 

個人的にはケーゲル体操はけっこう地味なので、ピラティスのほうがやっている感があって効果も見えやすいのではないかと思います。

 

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若干ピンボケではありますが、田中スクワットの写真です。

やり方次第ではありますが、このスクワットも骨盤底筋のエクササイズとなりますし、腰痛予防のトレーニングにもなります。

このスクワットですが、間違った方法でやると膝の負担がものすごく大きくなります。

しかも多くの方が正しいやり方を間違っておりますのでご注意ください。

 

産後の姿勢改善や腰痛などにお悩みの方や骨盤矯正に興味がある方、ご相談に乗ります。

 

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O脚の治療

BLOG 2016年12月06日

花笑整骨院の田中です。

 

前回外反母趾の話でしたが、今回はO脚についてです。

実は私ものすごいO脚です。

これがX脚になったら身長が5cmぐらい伸びるんじゃないかってぐらいO脚です。

 

このO脚ですが、原因は様々あります。

病的なものだったり、筋力のアンバランスだったりします。

病的なものでないO脚の原因は普段の生活習慣による筋力のアンバランスと、関節の問題であることが多いです。

かくいう私も生活習慣によるものだと思います。

 

このO脚ですが若いうちはもちろん痛みはありません。

高齢になってきたときに大変なことが起きます。

いわゆる変形性膝関節症です。

関節の破壊がおこり、歩き始めや立ち上がりの時に激痛が走ります。

 

日本人は内側の障害が多く、見た目がどんどんO脚に変形していきます。

この変形がひどくなっていくと内側の骨同士がぶつかり、軟骨がすり減ったり、骨同士が当たる部分に骨のトゲができたりして痛みを出します。

初期の場合は治療やリハビリで膝関節を安定させて痛みは無くなっていくことが多いのですが、進行したものは人工関節の手術が選択されます。

 

変形性膝関節症のO脚は難しいですが、生活習慣による若年層のO脚は結論からいって矯正できます。

ただし、無理やり膝どうしをくっつけるような矯正器具や、力まかせに衝撃を与えるような施術は効果があるとは思えません。

筋力トレーニングと足底板、関節へのアプローチで矯正していきます。

私の場合、自分で治療はできませんので筋力トレーニングと足底板に頼ることになります。

足底板使用しているだけで治ってくれたらいいなぁと思っていたのですが思うように効果が表れませんでしたので、重い腰を上げてトレーニングも始めました。

 

O脚の方に言える事なのですが、太ももの内側の筋力が弱いです。内転筋ってやつですね。

足底板は2ヶ月ほど前から使ったり使わなかったりしていたのですが、内転筋トレーニングは1週間前ほどから始め、本日以前の写真と比べてみたのですがなんと変化ありました。

その写真がこちらです。

 

picsart_12-05-08-15-14

 

改めて見るとひどいO脚ですね。

改善はしてきましたが、まだまだ良くない状態ですね。

 

そして空き時間に一人でストレッチポールやマットピラティスをやっているおかげで左肩が上がって、頭が左側を向いている姿勢も改善してきました。

ビフォーアフターを写真で見るとわかりやすいですね。

そして改善点が見えるとモチベーションも維持できます。

 

O脚、X脚にお悩みの方は一度ご相談ください。

ピラティスによる運動療法を取り入れた痛みの出ない体を作るパーソナル予防プログラムもございます。

 

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