
平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、以下の日程で休業とさせていただきます。
4/28(月) 通常営業
4/29(火) ~ 4/30(水) 休業
5/1(木) 通常営業
5/2(金) ~ 5/6(火) 休業
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。
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本日は骨盤の大きな関節である仙腸関節障害について解説いたします。
骨盤の背中(腰)側の左右にある右と左の骨盤と仙骨をつなぐ関節です。
股関節や腰の運動と共にわずかな滑り運動を行い、円滑な関節運動を調整する役割があります。
などとなります。
図のように痛みの場所を一本の指で示してもらうと赤い丸部分を指されます。
ほかにもニュートンテストやパトリックテストなどを行い原因を調べていきます。
整形外科で行うものとして
などがあります。
などがあります。
当院では電気治療に始まり、トレーニングや自宅でのストレッチ指導を行っております。
特にAKA博田法は仙腸関節への効果的な治療法であり、患者様の負担も少ないため積極的に行います。
痛みが和らぐと同時に無理のない範囲で運動を行い、同じ痛みを出さない状態に導きます。
仙腸関節性腰痛でお困りの方は是非ご相談ください。
本日は腰痛の原因である筋・筋膜性腰痛についてとなります。
皆さんの全身には筋肉があり関節を動かしますが、その全身の筋肉の表面にある薄い膜を筋膜と言います。
筋膜はいろんな筋膜同士でつながっており、アナトミートレインと言われるそれぞれつながったラインがあります。
青い部分がラインの例となります。
整形外科で腰痛を相談した時にまずレントゲン画像を撮ると思います。
レントゲンで異常が無く、整形外科的テストもはっきりと陽性でない場合、筋膜性腰痛が疑われます。
筋膜が厚くなる、高密度となる、脂肪層と癒着するなどがあるとその部分に痛みが発生します。
最近では超音波画像を見ながら生理食塩水をピンポイントで注入するハイドロリリースが高い効果を発揮します。
当然行えるのは医師のみですが、すべての整形外科で行っている治療法ではありません。
最近は筋膜リリースという言葉を聞くようになりました。
筋膜は厚さ約1mmほどの膜で、その上には脂肪などの組織が存在します。
手技の筋膜リリースはその1mmの膜の厚さを整える非常に難しい技術となり、あまり現実的な主義とは思えません。
ただし、筋膜は運動やストレッチで筋膜リリースを行うことが可能です。
当院では運動療法として筋膜リリースに取り組んでおり、筋筋膜性腰痛は治療可能です。
冒頭でも触れたように筋膜は全身の筋肉を包む薄い膜です。
当然肩や首にも分布しており肩こりや首痛の原因にもなります。
花笑整骨院では筋膜性の肩こりや腰痛など様々な痛みに対応しております。
今回は腰痛の中でも強い痛みやしびれを訴えられる腰椎ヘルニアについてご説明します。
ヘルニアの語源はラテン語で脱出・逸脱を意味します。
体の中のどこで何が脱出するかにより障害が変わり、腰椎の他に頚椎椎間板ヘルニアや鼠経ヘルニアなどがあります。
上の図のように背骨の間にある椎間板の髄核が後ろに飛び出し、神経を圧迫するのが腰椎ヘルニアです。
多くは腰痛に始まり、下半身の坐骨神経の支配領域にしびれや痛みが起こります。
体を前に倒す前屈で症状が引き出されることが多く、筋力低下もおこります。
ヘルニアかもと思ったら以下のチェックをしてみてください。
①上半身を前に倒したときに強い腰痛や、下半身にひびく痛みやしびれがある。
②仰向けで寝て、膝を伸ばしたまま足を上に持ち上げた時に下半身の痛みやしびれで持ち上げにくくなる。
③膝を伸ばす、つま先立ちをする、足の親指を反らす力を入れた時に明らかな左右差がある。
④おしっこや便意はあるが股間部のしびれ感で出ない。
特に④に当てはまる方は要精密検査となりますので、至急整形外科の受診をしてください。
ヘルニアにより後方にある神経を刺激して症状が出るため、前方へ圧力をかけることで症状が緩和します。
マッケンジー法はヘルニアに対するリハビリとして非常に有効ですので無理のない範囲で実施してみてください。
ヘルニアが起こるメカニズムとして骨盤が倒れた姿勢が多くみられます。
このように姿勢分析をして患部の負担を減らすように姿勢矯正を含めた治療を行っています。
本日はお悩みの方の多い腰痛の概要についてご説明します。
SNSやテレビ等で聞いたことがあるかもしれませんが、これは正確な表現ではありません。
正確には、腰痛の方がレントゲンやCT、MRIを撮った時に実際に痛む場所とレントゲン等で問題のある場所が違うものが約85%です。
特にレントゲンでは筋肉の状態は判断できないため「レントゲン上は何も問題ないですね」のパターンが多くなってしまいます。
画像診断では異常が無い腰痛患者にはテストを行っていきます。
そのテストの結果により腰痛の原因を探っていくわけです。
整骨院ではレントゲンやMRIなどの画像検査はできないため各種テストをまず行います。
腰痛を出す障害は多くありますが、原因や腰の中の場所によって分類されます。
大きく「腰を曲げることで痛みや違和感が出現する」「腰を後ろに反らすことで痛みやい違和感が出現する」の二つに分けられます。
・腰椎椎間板ヘルニア
・筋・筋膜性腰痛
・椎間板性腰痛
・仙腸関節障害
など
・椎間関節性腰痛
・腰部脊柱管狭窄症
など
上記の曲げた時や反らしたときの痛みで分類すると書きましたが、脊柱管狭窄症だが曲げても痛いなども当然存在します。
あくまで大きな分類ということを前提にどこに原因があるかを判断していきます。
腰痛の中には内科疾患なども隠れていることがあります。
おもに安静時も痛みがある腰痛(楽な姿勢が無い)は特に危険な場合があるため直ちに病院の受診をお勧めします。
また以下の腰痛のレッドフラッグに当てはまる方は原因の特定を急ぐべきとなるので確認お願いします。
・発症年齢が20歳未満
・時間や活動性に関係のない腰痛
・胸部痛
・がん、ステロイド治療、HIVの感染の既往
・栄養不良
・体重減少
・広範囲に及ぶ神経症状
・構築性脊柱変形(円背など)
・発熱
腰痛の種類を判断し、当院での治療が行えると判断した場合はおもに以下の治療を行っていきます。
腰痛が急性の場合は温めずにアイシングを行い、発症約2日以降は逆にホットパックで温熱療法を行います。
当院では伊藤超短波のES-530を使用しております。
こちらは伊藤超短波独自の立体動態波をはじめ、ハイボルテージ治療やマイクロカレント、EMS(楽トレ)と多くの種類の電気を流せる治療器となります。
電気を流す場所や障害の性質、状態にそれぞれ最も適した電気を使用していきます。
硬くなったり、動きの悪くなっている部分をマッサージやストレッチを行います。
必要に応じて運動やセルフストレッチ指導を行います。
次回からは各障害に対しての説明等を行いますので是非ご確認ください。
本日は親指の障害シリーズの最後に母指CM関節炎(CM関節症)のお話となります。
画像の赤い位置が母指CM関節となります。
蓋を開ける動作やつまみの動作で痛みを生じます。
近年ではスマートフォンの片手操作により痛みを訴えられることがかなり多くなりました。
CM関節を指で押さえた時に痛みがあるか、下図の母指内転伸展テストがあります。
基本的にはオーバーユース(使いすぎ)が原因となります。
女性の場合はホルモンの影響も大きく、閉経が起こることで女性ホルモンの分泌量が減り関節が脆くなりやすくなります。
そのためCM関節症に限らず関節の障害は女性に多く起こりやすいです。
近年はスマートフォンが普及し、スマートフォンを片手で操作する時間が増えたためCM関節症が増加しています。
主に整形外科や整骨院、整体院で治療を行うと思います。それぞれの治療法は以下となります。
薬物療法(消炎鎮痛剤)
ステロイド注射
手術
温熱や電気治療を使った保存療法。
患部マッサージ、ストレッチや運動療法、症状によってはテーピング固定など。
安静のみで軽快する方もいるのですが、主に利き手で起こり、親指は生活するうえで多く使用するためなかなか良くならなことが多いです。
痛みや違和感のある状態で使用し続けることで下写真のような関節の変形も起こってきます。
関節の変形と同時に親指を動かす筋肉が短くなることで親指の形が変形(スワンネック変形)をきたします。
そこまで変形が進むと手術でしか改善ができないため、早期からの治療が必要となります。
普段は気づきにくいですが、親指に痛みや動きにくさがあると生活の質がぐっと下がります。
早期から治療を行うことで変形は予防できますし、日常的につきまとう痛みや不快感も軽減できます。
小さい関節ですが大きな影響を及ぼす関節なので大事にしてください。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、当院では下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
休業期間 : 2024年12月29日(日)~ 2024年1月4日(土)
なお、LINEでの相談は随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
今回は親指におこる腱鞘炎であるド・ケルバン病について説明していきます。
親指を動かしたり、力を入れたりしたときに画像の部分に痛みがでます。
女性に多く、特に妊娠中等産後の時期と、50~60代の閉経後に最も多くなります。
元々道具(包丁やハサミなど)を使う機会が多い方に多いのですが、近年はスマートフォンの片手操作により幅広い年代で痛みを訴えられるようになってしまいました。
画像内ピンク色の親指を動かす腱が青色の腱鞘とこすれることで炎症が起き痛みが出現します。
①保存療法
整形外科や整骨院で行う治療法で、状態にもよりますが大多数はこちらの治療法になります。
整形外科では湿布薬や注射による投薬治療となり、整骨院ではマッサージや電気治療、温熱療法など を行い、テーピング等で局所安静を図ります。
②手術
日常生活に大きく支障をきたす重症例や、繰り返し発症する場合は手術で腱鞘を切って中を拡げる手術となります。
まずは局所安静を心がけることが一番になります。しかし、特に利き手の親指を使わずに仕事や生活をするのは非常に難しいです。
そのため、大きく負担のかかるスマートフォンの片手操作を避けたり、温めたり親指の付け根をマッサージすることで回復を図ります。
親指を使わずに生活することはほぼ不可能ですので、こういった障害は放置しても治りにくいのが現状です。
特にホルモンバランスの乱れによる腱がもろくなった状態は場合によっては手が使えないぐらいの痛みになることもあります。
そのために早い段階での治療開始が最も予後が良いため、早めの受診をお勧めします。
前回は手の親指に出る痛みの疾患の概要を説明しましたが、今回は手の腱鞘炎について詳しく説明をしていきます。
指の使い過ぎやホルモンバランスにより指を動かす筋肉の腱がこすれたりすることによって腫れて、腱を包む鞘との部分で炎症が起きることで痛みが発生します。
どの指でも起こり得ますが、特に親指や中指に多く起こります。
前回の投稿にもあるように親指は大きく動く代わりに関節の安定性が低くなっています。
大きくいろんな方向に動くということは、親指を動かす筋肉も多くいろんな方向に存在します。
その中でも親指の外側の付け根に起こる腱鞘炎を「ド・ケルバン病」といいます。
このド・ケルバン病は次回詳しくご説明します。
腱鞘炎により指の腱が腫れることで腱鞘のトンネルを通る時に引っ掛かり、指を曲げ伸ばしをするときにカクっと感触がしたり、指が完全に伸びきらなくなったりします。
基本的にはまず局所安静が第一になります。指を動かすことで腱がこすれて炎症を起こすので、動かさないことが最も炎症を起こさせない対策となります。
加えて次の画像のような前腕のストレッチを行うことも効果的となります。
腱鞘炎は指を使いすぎることで起こりますが,日常生活を送るうえで指を使わずに過ごすことは非常に難しいです。
そのため痛みが続く場合は整形外科や整骨院での治療を行います。
整形外科ではレントゲンなどの画像診断を行い、投薬や必要なら注射、さらには外科手術を行います。
整骨院では指の筋肉の硬さやバランスを整えて、電気治療やマッサージ、ストレッチを行い炎症が起きないように施術を行います。
いずれも放置して悪化をさせないように早めに相談してみて下さい。
人間と猿との大きな違いの一つに手の構造が挙げられます。
人は手の構造がより複雑であり、特に親指が大きく可動することでつまむ動作ができることにより緻密な作業が行えます。
親指が自由に動くことで細かい作業ができる代わりに複雑な構造になることで様々な障害が起こってしまいます。
・腱鞘炎
・ド・ケルバン病
・CM関節症
・手根管症候群
・頚椎症
など
親指に限った話ではないのですが、指を動かす筋肉が腱となり骨に付きます。その腱は腱鞘で覆われているのですが、腱と腱鞘がこすれたりすることで炎症が起きます。
腱が腫れたりすることで腱鞘を通る時に引っ掛かったりすることで指がばねのように曲げ伸ばしされるばね指という障害にもなります。
上の画像は親指を反らす動きをする筋肉なのですが、画像の青い部分で起こる腱鞘炎をド・ケルバン病といいます。
CM関節症は上画像の赤くなっている部分の関節が痛む障害です。
親指が大きく動かせるのはCM関節のおかげであり、自由な動きができるかわりに不安定で障害が出やすくなります。
主に親指を各方向に曲げた時や画像にあるように力を入れた時に痛みが出現します。
こちらは手首の手のひら側を通る正中神経が横手根靱帯(屈筋支帯)と手首の骨(手根骨)のなすトンネルで圧迫される障害です。
画像にあるように緑色の部分にしびれ感や親指の付け根(母指球)の筋肉の萎縮がみられます。
こちらは首の背骨の障害で、神経の圧迫があった時に肩や腕、指などのしびれや痛みを引き起こします。
天井を見上げたりする動作で痛みやしびれが強くなりやすく、中年以降に起こりやすいとされていますが、デスクワークやスマホの普及により若年層にも多くみられます。
以上がざっとですが親指に痛みをきたす障害となります。
冒頭でも述べたように親指の構造は自由な代わりに不安定です。
親指の痛みがあることで多くの場面で生活や仕事に支障をきたしかねません。
局所安静が上手にできればよいですが生活をするうえで親指の安静は難しいので、痛くなったときは専門家の治療を受けましょう。