頚肩腕症候群

肩の障害, 首の障害 2025年08月06日

頚肩腕症候群とは

頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)は、首や肩、腕にかけて痛みやしびれ、重だるさなどの不快な症状があらわれる病気の総称です。

特定の疾患名ではなく、日常的な姿勢や動作が原因で発症することが多いです。

原因が明確に特定できないこともしばしばありますが、首や肩の筋肉・神経への負担が主な要因とされています。


症状

頚肩腕症候群の主な症状は、首から肩、腕にかけての痛みやコリ、しびれ、だるさ、動かしにくさなどです。

これらの症状は長時間同じ姿勢を保つことで悪化しやすく、特にデスクワークや細かな作業をする人に多く見られます。

症状が進行すると頭痛や手の感覚異常、時には集中力の低下なども現れることがあります。


どのような人に多いか

長時間パソコンやスマートフォンを使う方、同じ姿勢で作業を続ける事務職の方、手先を使う細かい作業が多い職業の方に特に多く発生します。

また、ストレスや睡眠不足、運動不足が続いている方も発症しやすい傾向があります。

女性や中高年者にも比較的多く見られる症候群です。


治療方法

頚肩腕症候群の治療方法は、症状の重さや生活習慣に合わせて選択します。

一般的には痛みやこりの軽減、筋肉の緊張緩和、血行促進を目指した治療が行われます。

医療機関での治療とともに、日常生活でのセルフケアも重要です。

以下に、整形外科と整骨院での主な治療方法を紹介します。

整形外科

整形外科では、問診や画像検査を通じて原因を特定し、薬物療法や場合によっては神経ブロック注射などが行われます。

痛みや炎症が強い場合は鎮痛薬や湿布が処方されることもあります。

必要に応じて他の疾患(頚椎症など)との鑑別診断も行われます。

整骨院

整骨院では、手技療法(マッサージや指圧)、電気治療などを用いて、筋肉の緊張を緩め血行を促進する施術が行われます。

症状や筋肉の状態に応じて、関節の調整やストレッチ指導も受けることができます。

整骨院によっては、日常生活での姿勢指導や運動・体操の提案も行っています。

医学的な診断や治療と併用することで、効果的に症状を改善できる場合があります。


改善方法

頚肩腕症候群の改善には、生活習慣の見直しや日々のセルフケアが重要です。

まずは長時間同じ姿勢を避け、定期的に体を動かす習慣をつけましょう。

デスクワークの方は、椅子や机の高さなどにも注意し、正しい姿勢を保つことが大切です。

また、肩や首の筋肉をほぐすストレッチやトレーニングを無理のない範囲で取り入れ、症状の軽減を目指しましょう。


予防方法

頚肩腕症候群の予防には、日常生活でのちょっとした意識が大切です。

姿勢を正しく保つだけでなく、デスクワーク中は適度に休憩を取り入れ、筋肉のこわばりを防ぎましょう。

また、定期的な運動やストレッチを行うことで血行が促進され、筋肉や関節の柔軟性が保たれます。

ストレスを溜め込まず、十分な睡眠をとることも予防につながります。

トレーニング方法

頚肩腕症候群の予防・改善に有効なトレーニングとしては、首や肩周りの筋力を高めるエクササイズが挙げられます。

具体的には、背筋や肩甲骨周囲の筋肉を意識した肩甲骨体操や、チューブを用いた軽めの筋力トレーニングが効果的です。

これらの運動は無理をせず、正しいフォームで毎日継続するのがポイントです。

また、トレーニングの前後には必ずストレッチを行い、筋肉の柔軟性を高めましょう。

ストレッチ方法

ストレッチは、頚肩腕症候群の予防・改善に欠かせないセルフケアです。

まず簡単に行えるものとしては、首をゆっくり左右に倒すストレッチや、肩を上下に動かす肩回し運動があります。

また、腕を後ろに伸ばして肩や胸の筋肉を伸ばすストレッチもおすすめです。

ポイントは、痛みを感じない範囲でゆっくり呼吸をしながら行うことです。

1日数回、継続的に実施することで、こりや違和感の軽減が期待できます。


頚肩腕症候群の実際

作業や日常生活でパソコンやスマホなどを使う機会が増え、それによる猫背などの日常化が原因になっているのが現状です。

したがって、適度な休息や、作業時のポジショニングの工夫などが必要となります。

作業に没頭すると休息などがおろそかになるため、根本的な姿勢矯正で症状が軽快することが多いです。


花笑整骨院での治療

頚肩腕症候群はストレートネックや猫背などの異常姿勢をきたすことが多いです。

画像を使った姿勢評価をまず行い、肩の高さの左右差や頭の前後位置などの把握が重要です。

画像検査によりみられた異常部分をストレッチやマッサージ、エクササイズなどを複合して行います。

花笑整骨院では公式LINEを設けております。

身体や症状の相談を随時行っておりますので是非ご利用ください。

夏季休業のお知らせ

お知らせ 2025年08月06日

誠に勝手ながら下記の期間を夏季休業とさせていただきます。

8/17(日)から通常営業とさせていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますがどうかよろしくお願いいたします。

頚椎椎間板ヘルニア

首の障害 2025年08月03日

頚椎椎間板ヘルニアとは

頚椎椎間板ヘルニアは、首の骨(頚椎)の間にある椎間板が変性し、内部の髄核が外へ飛び出してしまう疾患です。

これにより神経根が圧迫され、首や肩、腕に痛みやしびれが生じることが特徴です。

日常生活にも支障をきたすことがあるため、早期の対応が重要です。


そもそもヘルニアとはなに?

ヘルニアとは、体内にある臓器や組織が本来あるべき位置から飛び出してしまう状態を指します。

椎間板ヘルニアの場合は、椎間板の中の柔らかい部分(髄核)が外に飛び出して神経に触れることで、さまざまな症状が生じます。

部位によって腰や首など、発症場所が異なります。


症状

首や肩の痛み、腕や手にかけてのしびれやだるさ、さらに重度になると指先の感覚障害や筋力低下も見られることがあります。

また、場合によっては日常的な動作、例えば物を持つ、ボタンを留めるといった細かな作業にも支障を感じやすくなります。

頚神経は8本あり、どこが圧迫されるかにより症状の位置が違ってきます。

頭に近いほうの1~3番目でヘルニアが起こることは稀で、4~8番目のヘルニアが多いとされます。

首の痛みの原因の中でも多いヘルニアですが、男女差は男性が多いとされています。


原因

頚椎椎間板ヘルニアの原因としては、加齢に伴う椎間板の老化や変性が挙げられます。

また、長時間のデスクワークや悪い姿勢、重い荷物の持ち運びなど日常生活の中で首への負担が積み重なることも原因となります。

外傷や激しいスポーツも発症リスクを高めます。


治療方法

頚椎椎間板ヘルニアの治療方法は、保存療法と手術療法が中心です。

まずは痛みをやわらげるための薬物療法や、安静、リハビリなどが行われます。

症状が重い場合や保存療法で改善しないケースでは、手術が検討されます。

治療は個々の状態に合わせて選択されます。

整形外科

整形外科では、頚椎椎間板ヘルニアの診断や治療を専門的に行うことができます。

主にレントゲンやMRIなどの画像診断を活用し、正確に症状の原因を突き止めます。

保存療法では消炎鎮痛剤の処方や物理療法、リハビリ指導が中心となります。

症状が重い場合や神経障害が進行する場合には、患者さんの状態を見極めたうえで手術治療の提案もされます。

再発防止のための生活指導も重要な役割です。

整骨院

手技療法やストレッチ、筋肉の緊張をほぐすアプローチにより、頚椎椎間板ヘルニアによる症状緩和を図ります。

これにより痛みの原因となる筋肉や関節のバランスを整え、血流改善や自然治癒力の向上を目指します。

ただし、症状の重い場合や神経圧迫が強い場合には、整形外科など医療機関と連携し、適切な医療をすすめるケースもあります。

根本改善のための姿勢や生活習慣のアドバイスも受けられます。


予防策

頚椎椎間板ヘルニアを予防するためには、日常生活で首に過度な負担がかからないよう意識することが大切です。

正しい姿勢を保つことや、長時間同じ姿勢で過ごさないように心がけること、適度な運動やストレッチを習慣づけることが効果的です。

また、睡眠時の枕の高さにも注意が必要です。

ストレッチ法

頚椎椎間板ヘルニアの予防には、首や肩を無理なく動かす簡単なストレッチが効果的です。

首を前後左右にゆっくり倒したり、肩を円を描くように回す動作は、筋肉の柔軟性を高め、血流を促進します。

また、背筋を伸ばして深呼吸をする習慣も、首回りの緊張をほぐしやすくなります。

ストレッチは自分の体調に合わせて無理なく行い、痛みや違和感が出た場合は無理をせず中止しましょう。

毎日こまめに続けることで、頚椎への負担軽減につながります。


頚椎椎間板ヘルニアの実際

初期は寝違えのような痛みを訴えられる事が多く、姿勢評価をしたときに頭が前方に出た姿勢の方が多いです。

こういった姿勢はいわゆるストレートネックであることが多く、首の負担が大きい状態と言えます。

それに加えて負担のある生活(デスクワークやスマホの過使用など)によりヘルニアとなることが多いです。


花笑整骨院での治療

各種テストや痛みの場所等を伺ったうえで原因の場所を特定し治療を行います。

姿勢評価を行い、ストレートネック等の判断をし、正しい姿勢に向かうような姿勢矯正も行います。

日常生活指導として、正しい姿勢、座りかたなどを指導し、同じ痛みの出ない体づくりをお手伝いします。

また、花笑整骨院では公式LINEを使用した相談も随時行っておりますので、いつでもご連絡ください。

頚椎症性神経根症について

首の障害 2025年07月24日

今回は前回の頚椎症性脊髄症と似た頚椎症性神経根症についてです。


頚椎症性神経根症とは

頚椎症性神経根症は、首の骨(頚椎)の老化や変形などにより、脊髄から枝分かれした神経根が圧迫されることで発生する病気です。

主に40代以降の中高年に多く見られ、首や肩、腕にかけての痺れや痛み、時には筋力低下といった症状が現れます。

日常生活に大きく影響を及ぼすことがあるため、早期の診断と適切な治療が重要です。


頚椎症性脊髄症(頚髄症)との違い

頚髄症と頚椎症性神経根症は、どちらも頚椎の変形によって神経が圧迫される病気ですが、圧迫される場所と症状に違いがあります。

頚髄症は脊髄自体が圧迫されるのに対し、神経根症は脊髄から枝分かれした神経根が圧迫されます。

頚椎症性脊髄症(頚髄症)

圧迫される場所: 脊髄

症状: 手足のしびれ、細かい動作の困難、歩行障害、排尿・排便障害など

特徴: 脊髄は一度障害されると回復が難しく、症状が進行しやすい

頚椎症性神経根症

圧迫される場所: 神経根

症状: 首、肩、腕、手の痛みやしびれ、筋力低下

特徴: 症状は片側に出ることが多い


頚椎症性神経根症の症状

頚椎症性神経根症では、首の痛みだけでなく、肩から腕、手指にかけてのしびれや痛みが特徴的です。

また、押しつぶされるような感覚や、筋肉の力が入りにくくなる筋力低下もみられることがあります。

これらの症状は、悪化すると手先の細かい動作が困難になる場合もありますので、早めの対策が求められます。


頚椎症性神経根症の原因

主な原因は加齢による椎間板の変性や骨の棘(骨棘)形成、過去の外傷や悪い姿勢の継続が挙げられます。

これらにより椎間孔が狭窄し、内を通る神経根が圧迫されます。

また、スポーツや仕事などで首に負担がかかった場合にも発症しやすくなります。

生活習慣や職業なども大きなリスク要因となります。

長時間のデスクワークや上向きもしくは下向きっぱなしの仕事など。


頚椎症性神経根症の治療法

治療法は症状の程度や進行度によって異なりますが、保存療法と手術療法が代表的です。

初期には痛みや炎症を抑える内服薬、安静、リハビリテーションが中心となり、症状が改善しない場合はブロック注射や手術が検討されます。

また、治療の選択肢には整形外科での医療的な処置と、整骨院での補助的なアプローチがあります。

整形外科での治療法

整形外科では、まず痛みを軽減するための消炎鎮痛剤や神経障害性疼痛に対する薬が処方されます。

また、ブロック注射や物理療法、リハビリテーションなどで症状の緩和を図ります。

必要に応じて、安静指導や頚椎カラーの装着なども行われることがあります。

重症例や薬物療法で効果が見られない場合には、神経根除圧術などの手術が検討されます。

患者の状態に合わせて最適な治療法が選択されます。

整骨院での治療法

整骨院では、患者様一人ひとりの症状や体の状態を丁寧に確認した上で、首や肩周りの筋肉の緊張を和らげる手技療法や、関節の調整が行われます。

また、首に負担をかけにくい生活指導やストレッチ、筋力トレーニングのアドバイスも提供されます。

整骨院での治療は、医療機関での治療と併用し、再発予防や症状の軽減、日常生活の質向上を目的としてサポートが行われます。


頚椎症性神経根症の予防策

頚椎症性神経根症の発症や再発を予防するためには、日常生活での姿勢の改善が欠かせません。

首や肩への負担を避ける正しい姿勢の保持、こまめなストレッチや適度な運動が効果的です。

また、長時間同じ姿勢を続けないように意識し、繰り返しの動作や無理な首の動きを控えることも大切です。

加えて、枕の高さや寝具などにも注意を払うことで、予防につながります。


頚椎症性神経根症の実際

首から肩にかけての痛みや違和感はほぼ症状が出現します。

首の可動域は正常より低くなる場合がほとんどで、首を温めることで症状が一時的に軽快しやすいです。

起床時からだるさや痛みを訴えられる方も多く、作業の継続が困難となることも多いです。

頭部が前方に偏位した姿勢の方が多いため、姿勢の修正で症状が消失していきます。


花笑整骨院での治療

異常姿勢による障害であるため、姿勢矯正を行います。

具体的な治療は以下となります。

マッサージ

全身のバランスをみたうえで短縮して動きにくくなっている筋肉をマッサージしバランスを整えます。

電気治療

炎症を鎮めるように患部に電気を流し、除痛します。

ほかにも、弱くなった筋肉を鍛えるように電気を流し体のバランスを整えます。

エクササイズ

姿勢の悪さで症状が出続けるため、ストレッチポール等の器具を使用して全身の筋肉バランスを整えます。

花笑整骨院ではLINEでの相談も受け付けております。

是非ご利用ください。

頚椎症脊髄症(頚髄症)の症状と治療法

首の障害 2025年07月12日

頚椎症性脊髄症(以下頚髄症)とは、頚椎の変性によって脊髄が圧迫される病気です。

頚髄症は、症状や治療法を理解し早期に対処することで、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。

この記事を参考にして、適切な対策を取りましょう。


頚髄症とは

頚髄症とは、頚椎の変性により脊髄が圧迫されることで発症する病気です。

この圧迫は脊髄に対する物理的な損傷や炎症を引き起こし、さまざまな症状をもたらします。

特に中高年層に多く見られ、加齢に伴う頚椎の変化や生活習慣がリスク要因とされています。

この病気は、進行すると日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があるため、早期の診断と治療が重要です。

頚髄症に関連する症状は、他の病気とも共通しているため、正確な診断が求められます。

診断には、医師が患者の症状を詳細に問診し、画像診断(X線、CT、MRIなど)を行うことが一般的です。

また、頚髄症は進行性の病気であり、治療を怠ると症状が悪化する恐れがあります。

ですので、症状を感じたら早めに医療機関を受診し、適切な対処をすることが重要です。


頚髄症の症状

頚髄症は、首や肩の痛み、手と下半身のしびれ、筋力低下などの症状が特徴です。

首や肩の痛み

頚髄症の初期症状として、首や肩の痛みが挙げられます。

この痛みは、頚椎の変性が進行し、神経や脊髄が圧迫されることで生じます。

痛みは通常、首から肩にかけて広がり、場合によっては背中や腕にも及ぶことがあります。

この痛みは、日常生活や仕事に支障をきたすことが少なくありません。

特にパソコン作業や読書など、首を前に傾ける姿勢を長時間続けると、痛みが増す傾向があります。

また、朝起きたときや長時間同じ姿勢でいるときにも、痛みが強くなることがあります。

首や肩の痛みを軽減するためには、正しい姿勢を保つことが重要です。

手足のしびれ

頚髄症のもう一つの代表的な症状は、手足のしびれです。

しびれは、首から手や指、さらには足にかけて広がることがあります。

これは、神経が圧迫されることにより、神経伝達が正常に行われなくなるためです。

手足のしびれは、ピリピリとした感覚や麻痺感として感じられ、日常生活で物を掴んだり歩行したりする際に支障をきたすことがあります。

また、しびれは疲労やストレスと関連することがあり、これらの要素が加わると症状が悪化することがあります。

手足のしびれを軽減するためには、適切なストレッチやリハビリテーションが有効です。

専門的な治療としては、薬物療法や手術が検討されることもあります。

しびれの症状が続く場合や悪化する場合には、早期の診断と治療が重要です。

筋力低下

頚髄症は筋力低下を引き起こすことがあり、この症状は特に重篤なケースで見られます。

筋力低下は、手や足の動きが鈍くなったり、力が入らなくなったりすることで顕在化します。

この原因は、脊髄や神経が長期間にわたって圧迫されることで、神経伝達が損なわれ、筋肉が十分に働かなくなるためです。

筋力低下は、物を持つ、歩く、階段を上るといった日常の動作に大きな影響を与え、患者の日常生活の質を著しく低下させる可能性があります。


頚髄症の原因

頚髄症の原因には、いくつかの要因が挙げられます。

主な原因は、加齢による頚椎の変性です。

年齢と共に椎間板や関節が劣化し、椎骨が変形してくることがあります。

この変性により、脊髄が圧迫されることで症状が発現します。

その他の原因としては、姿勢の悪さや長時間のデスクワークが挙げられます。

特に現代のライフスタイルでは、スマートフォンやパソコンを使う時間が増えており、首にかかる負担が大きくなっています。

これが頚椎の劣化を加速させる原因となります。

最後に、外傷や事故による頚椎へのダメージも考慮する必要があります。

過去に首に大きな負担がかかった経験がある場合、それが原因で後々頚髄症を引き起こすことがあります。

これらの要因が重なり合って頚髄症が発症するため、自分の生活習慣や家族歴、過去の外傷経験などを見つめ直すことが予防や早期発見に繋がります。


診断方法

頚髄症の診断は、しばしば詳細な病歴の聴取と臨床検査から始まります。

最初のステップとして、患者の症状やその発現のタイミング、重症度を医師が確認します。

次に、物理的な身体検査が行われ、首や肩の動き、筋力低下、しびれの箇所などが評価されます。

さらに、画像診断の技術も重要な役割を果たします。

一般的には、X線撮影、CTスキャン、MRIなどが使用されます。

X線撮影は骨の構造を確認するために有効ですが、より詳細な画像を提供するためにはCTやMRIが使用されます。

特にMRIは、軟部組織や神経の圧迫状態を明確にするために適しており、痛みやしびれの原因を特定するのに役立ちます。

電気診断として、神経伝導速度検査や筋電図が行われることがあります。

これらの検査は神経の機能を評価し、どの程度の神経障害が生じているかを判断するのに役立ちます。

フィンガーエスケープサイン

神経の障害により小指を閉じることが困難となり、薬指と小指をくっつけることが出来なくなります。


頚髄症の治療法

頚髄症の治療法には、薬物療法、リハビリテーション、外科的療法などがあります。

薬物療法

頚髄症の薬物療法は、痛みや症状を緩和するために有効です。

主に使用される薬には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、筋弛緩薬、さらには神経障害性疼痛に対応する抗うつ薬や抗てんかん薬が含まれます。

これらの薬は、炎症を抑える効果や、痛みの信号の伝達を抑制する働きがあります。

特に痛みが強い場合は、麻酔や鎮痛薬を使用することもあります。

しかし、長期間の薬物療法は副作用のリスクがありますので、医師の指導のもとで行う必要があります。

また、薬物療法は対症療法であり、根本的な治療にはならないため、他の治療法と併用して効果を最大限に引き出すことが重要です。

リハビリテーション

リハビリテーションは頚髄症の治療の一環として、非常に重要です。

具体的には、ストレッチや運動療法が含まれます。

ストレッチによって頚部の筋肉を柔軟にすることで、痛みが軽減されることがあります。

また、運動療法では、専門家のもとで安全にかつ効果的に筋力を回復させるエクササイズを行います。

さらに、日常生活での姿勢の改善や、負担を減らす動作の練習も重要です。

このようにリハビリテーションは、薬物療法や外科的療法と組み合わせることで、総合的な治療効果を得ることが可能になります。

外科的療法

外科的療法は、重度の場合や、他の治療法が効果を示さない場合に選択される治療法です。

手術には、圧迫された脊髄を解放するための除圧手術や、脊椎の安定化を図る固定手術などがあります。

除圧手術では、変性した椎骨や骨棘を取り除くことで、脊髄の圧迫を解消します。

固定手術では、プレートやスクリューを使用して不安定な部分を固定し、脊髄の状態を安定化させます。

これにより、症状の改善や痛みの軽減が期待できますが、手術にはリスクが伴います。

感染症や出血などの合併症の可能性があり、術後のリハビリテーションも重要です。

手術を受けるかどうかは、医師と患者が十分に話し合い、必要性やリスクを理解した上で決定することが大切です。


予防策

頚髄症の予防策には、日常生活での工夫が重要です。

まず、姿勢を正しく保つことが大切です。

長時間同じ姿勢でいると、頚椎に負担が掛かりやすくなります。

例えば、デスクワークの際は、定期的に休憩を取り、簡単なストレッチを行うことで筋肉の緊張を緩和することができます。

また、適度な運動も予防に役立ちます。

軽いジョギングやウォーキングなど、全身の筋肉を動かすことが脊髄の血流を改善し、頚椎の健康を保つ助けになります。

特に、首と肩の筋肉を鍛える運動を取り入れると良いでしょう。

これにより、頚椎の支えが強くなり、脊髄への圧迫を防ぐ効果が期待できます。

最後に、定期的な専門家のチェックを受けることも予防策の一つです。

早期に異常を発見し、適切な対策や治療を行うことで、頚髄症の進行を防ぐことができます。

以上の予防策を日常生活に取り入れることで、頚椎症性頚髄症のリスクを減らし、健康的な生活を維持することが可能です。


日常生活での注意点

頚髄症を患っている方が日常生活で注意すべき点はいくつかあります。

まず、適切な姿勢を保つことが重要です。

長時間のデスクワークやスマートフォンの操作は首に負担をかけるため、定期的に休憩をとり、首をゆっくりと動かすなどのストレッチを行いましょう。

また、重い物を持ち上げる際には、膝を使って持ち上げるようにし、腰や首に直接負担をかけないようにします。

さらに、睡眠環境も重要な要素です。

頚椎に負担をかけないような枕の高さを調整し、自分に合ったものを選んでください。

また、硬すぎる、または柔らかすぎるベッドも避け、適度な硬さのマットレスを使用することをお勧めします。

日常生活での活動量を増やすことも効果的です。

軽い運動やウォーキングを日常に取り入れることで、筋力の維持と血行促進を図り、症状の悪化を防ぐことができます。

しかし、過度な運動は逆効果となるため、自分の体調に合わせた運動を心掛けましょう。

最後に、ストレス管理も欠かせません。

ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、症状を悪化させることがあります。

リラクゼーション方法を見つけ、心身のバランスを保つことが重要です。

このような注意点を守ることで、頚髄症と向き合う日々をより快適に過ごすことができるでしょう。


頚髄症と向き合うために

本記事では、頚椎症性頚髄症の原因や症状、診断方法、治療法、予防策について詳しく説明しました。

これらの情報を理解することで、正しい治療法を選択し、日常生活での注意点を守ることができます。

最後に、頚椎症性頚髄症と向き合うためには、自己管理と医療専門家のサポートを組み合わせた継続的なアプローチが必要です。自分の体の変化に敏感になり、必要な治療や予防策を取り入れることで、より良い生活品質を維持することが可能です。以上のポイントを参考に、頚椎症性頚髄症と上手に向き合っていきましょう。


花笑整骨院での治療

首の背骨部分で脊髄を圧迫する頚髄症ですが、近い症状を呈する頚椎症性神経根症などもあります。

悪くなっている部分がそれぞれ違うため治療法も違いがあります。

花笑整骨院では問診からしっかりと時間をかけたうえで正しい治療を選択し、最短での症状改善を目指します。


最後に

花笑整骨院ではLINEでの健康相談も承っております。

「こんな症状は対応できる?」「このメニューはどんなことをする?」など、お気軽にご相談ください。

首の痛み

首の障害 2025年06月29日

前回まで腰の痛みに対する投稿でしたが、今回から首の痛みの投稿になります。


首の背骨

首の背骨は7個の骨からなり、その上に頭(頭蓋骨)を乗せます。

頭の重さは約5kgとされており、その頭を小さい首の背骨で支えます。

首の背骨は中に脳から続く脊髄を保護する役割もこなし、大変重要な役割をこなす部分です。


首の痛みやしびれをきたす障害

頚椎の障害では首自体の痛みはもちろん、肩周りの痛みや腕から手のしびれを出すものもあります。

以下が主な整形外科分野の障害です。

・頚椎症性脊髄症

・頚椎症性神経根症

・変形性頚椎症

・後縦靭帯骨化症

・リウマチ性脊椎炎

・頚椎椎間板ヘルニア

・化膿性脊椎炎

・腫瘍性疾患

・頚肩腕症候群

・外傷性頚部症候群

などがあります。


頚椎症性脊髄症

頚椎症性脊髄症は、加齢や長年の負荷により頚椎周囲の椎間板や靭帯、骨などが変形し、脊髄が圧迫されることで起こる疾患です。

主な特徴は手足のしびれや筋力低下、歩行障害などの運動機能障害が現れることが多い点です。

初期には軽度のしびれや痛みだけですが、進行すると日常生活に支障をきたすこともあります。

早めの診断と適切な治療が重要です。


頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症は、頚椎の変形が原因で神経根が圧迫される疾患です。

特徴として、首や肩から腕、手にかけてしびれや痛みが放散する放散痛が挙げられます。

場合によっては筋力低下や感覚鈍麻がみられることもあります。

加齢や姿勢不良などが誘因となることが多く、保存療法やリハビリ、状況によっては手術も検討されます。


変形性頚椎症

変形性頚椎症は、加齢に伴う頚椎の椎間板や椎体の変形が中心となって現れる症状の総称です。

頚部痛や肩こり、しびれなどが主な特徴です。

進行すると神経や脊髄への圧迫が起こることもあり、それにより手足の運動障害や感覚異常が起こることもあります。

重症化を防ぐためには、生活習慣の見直しや早期の受診が不可欠です。


後縦靭帯骨化症

後縦靭帯骨化症は、頚椎の後縦靭帯が異常に骨化し、脊髄や神経根を圧迫する病気です。

この疾患の特徴は進行性であることと、自覚症状が徐々に悪化していく点です。

手足のしびれや運動障害のほか、重症例では排尿障害が現れることもあります。

日本人に多くみられる疾患であり、早期発見と治療開始が重要となります。


リウマチ性脊椎炎

リウマチ性脊椎炎は、関節リウマチが原因で頚椎や周辺の関節、靭帯に炎症や変形が起こる疾患です。

主な特徴は、首の痛みや可動域制限が現れること、さらに進行すると神経症状も併発しうることです。

関節の不安定感や麻痺を引き起こす場合もあり、定期的な画像検査やリウマチ治療が大切です。


頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニアは、頚椎の椎間板が突出して神経根や脊髄を圧迫する疾患です。

肩や腕、手のしびれや痛みが主要な特徴となりますが、重症例では筋力低下や巧緻運動障害も発生します。

若年から中高年の幅広い年齢でみられ、姿勢や生活習慣との関連も指摘されます。

保存療法や外科的治療が行われます。


化膿性脊椎炎

化膿性脊椎炎は、細菌感染によって脊椎や椎間板、周囲の組織が炎症を起こす疾患です。

急激な発熱とともに激しい局所痛や可動域制限が現れるのが特徴です。

時には神経圧迫症状も伴い、早期の診断・治療が求められます。

糖尿病や免疫力低下などの基礎疾患を持つ方に多くみられ、迅速な抗菌薬の投与が効果的です。


腫瘍性疾患

頚椎に発生する腫瘍性疾患には、良性・悪性を問わず様々な種類が存在します。

特徴は無症状で経過するものから、神経の圧迫による痛みや麻痺が急速に進行するケースまで幅広いことです。

時に頚部の腫れや変形もみられます。

首や肩の異常な痛みやしびれが続く際は早めに専門医を受診することが重要です。


頚肩腕症候群

頚肩腕症候群は、首から肩、腕にかけての痛みやしびれ、重だるさなどが主な特徴で、デスクワークや細かい作業を行う人に多い疾患です。

筋肉や靭帯の慢性的な緊張が原因で、はっきりとした神経障害や画像所見がないことも特徴です。

症状が長期間続く場合は、生活習慣の見直しやリハビリが有効です。


外傷性頚部症候群

外傷性頚部症候群は、むち打ち症など交通事故や転倒による頚部への急激な外力が原因で生じる障害です。

首の痛みや運動時の制限、頭痛、めまいといった多様な症状が特徴です。

症状には個人差が大きく、慢性化する場合もあります。受傷後は安静・適切な治療を心がけることが回復への近道です。


まとめ

首から肩や腕にかけて様々な症状を引き起こす頚椎の障害の概要をまとめました。

いずれにしても早期治療が将来的な日常生活動作獲得に重要となります。

首痛や肩こり、手のしびれがあれば早めにご相談ください。

花笑整骨院ではLINEでの相談も受け付けております。

是非ご利用ください。

腰部脊柱管狭窄症

腰の障害 2025年06月15日

本日は腰部脊柱管狭窄症についてお伝えします。

脊柱管とは

図のように脳から出た神経の束が通る道で、木でいうところの幹が脊柱管に当たります。

この脊柱管から幹から出る枝のように腕や足に神経(末梢神経)を伸ばしていきます。

脊柱管狭窄症の状態

腰部脊柱管狭窄症は何らかの原因によって脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することで症状が出現します。

腰部脊柱管狭窄症の症状

・腰痛

・臀部から下肢への痛みやしびれ感

・運動麻痺

・間欠性跛行

など

腰痛

腰を前に曲げる、後ろに反らしたときの痛みや立ちっぱなし、座りっぱなしの痛み。

腰を反らしたときに下半身に響く痛みやしびれがあることもあります。

下肢しびれ感

おもにデルマトームと言われる神経がどの範囲の皮膚を支配しているかの図に沿った場所に症状が出ます。

運動麻痺

しびれ感と同じく、圧迫された神経が支配している筋肉の力が入りにくくなります。

間欠性跛行

神経性間欠性跛行と言われるおおよそ10分以上の歩行で、脚の痛みやしびれ感が出現します。

腰をかけたり、しゃがみ込むことで神経の圧迫が解放されることで痛みがスーッと引いていきます。

下肢閉塞性動脈硬化症などにおこる血管性間欠性跛行はしゃがんでも痛みは引きません。

腰部脊柱管狭窄症の治療法

・薬物療法

・ブロック療法

・手術療法

・生活指導

薬物療法

痛み止めや筋弛緩剤を用いて痛みやしびれの軽減を図ります。

ブロック療法

神経根ブロックや硬膜外ブロックの注射を行い痛みを感じにくくさせます。

自然経過を上回るエビデンスはありません。

手術療法

数年上記の治療をしたが効果が無い場合や、膀胱直腸障害(股がしびれて便が出にくいなど)があれば積極的に勧める。

おもに後方除圧術や脊椎固定術が行われる。

整骨院での治療

・電気治療

・温熱療法

・マッサージ

・運動療法

当院での治療

年齢や病態によりますが、主に腰椎のカーブが強くなることで脊柱管が狭くなります。

多くの整形外科的な障害は異常な姿勢や関節位置異常が基本的に存在すると考えております。

そのため姿勢矯正を根本として、細かい部分の調整をすることで症状改善と予防となります。

花笑整骨院ではほぼすべての患者様の姿勢を最初に評価します。

その評価をもとに正しい姿勢に戻すよう、施術、指導を行っております。

腰痛改善まとめ

腰の障害 2025年05月29日

腰や背中の痛みは、仕事や日常生活でも負担を感じていると思います。本記事では急性と慢性の特徴などや原因を整理し、自宅でも実践できる腰痛改善方法を紹介します。

腰痛は日本人が最も多く抱える症状の一つです。ある調査では、腰痛が上位を占めることも指摘されています。座り仕事を続ける人や夕方に腰に鈍い痛みを感じる人など、体をかばう習慣から動作が不便になるケースもあります。検査によって筋肉や姿勢の問題を把握し、自分に合った方法で改善と予防に取り組む姿勢が大切です。

急性腰痛は突発的に強い痛みが出やすく、慢性腰痛は長く続く症状が目立ちます。膝下に痛みがないなど条件を満たせばセルフケアも期待できます。

前屈して痛む場合は椎間板の髄核が背中側へずれているケースがあります。反り腰で痛みが出るときは髄核が前方へ移動し、腰椎に負担がかかると考えられます。無理なくできるエクササイズで姿勢を整えれば、症状の改善や予防につながる可能性があります。ただし前かがみや後ろ反りでも痛まないときは、ほかの原因が隠れているかもしれないため医療機関に相談するのが安心です。

腰痛は単なる痛みの名称ではなく、多様な病気や状態の一部として生じる症状です。原因が特定できるケースと不明なケースがあり、姿勢や筋肉、骨など多方面に目を向ける必要があります。例えば椎間板ヘルニアなどの病気が潜んでいる場合は、適切な治療で改善しやすいです。まずは自分の腰痛原因を把握し、医療機関で正確な診断を受けると対策が立てやすくなるうえ、日常生活に潜む落とし穴も早めにチェックできます。

猫背や反り腰など、体が前後に偏った姿勢は筋肉や骨に大きな負担をかけます。特に猫背は背骨から腰まで過度の力が加わります。長時間スマホやパソコンを見る場合は頭が前に出やすく、腰の痛みを引き起こしやすいです。脚を組む癖も骨盤を傾ける原因となり、一部の箇所に負担が集中しやすくなります。身体バランスを整える意識が高まれば、生活習慣から生じる腰痛の可能性が下がります。猫背や反り腰による姿勢の乱れや筋肉の柔軟性不足は、腰痛を起こしやすい要因です。

対策としては

– 日々のストレッチ

– 無理のない運動で筋力を高める

– 症状に合わせた医療機関の受診

などが挙げられます。

さらに症状が重いと感じた場合は、専門的な検査や治療を受けることで、早期に原因を明らかにすることも大切です。

自分に合った方法を見極めれば、腰椎や背骨への負担を減らし、より快適な状態が期待できるでしょう。

お腹周りの筋肉を強化すると痛みを軽減しやすくなり、日常動作がスムーズになります。ストレッチは背中やお尻、足の筋肉をゆるめると血行を促し、腰にかかる負担を和らげる働きがあります。体を反らして痛みが出る人は両ひざ抱えストレッチ、前屈をして痛みが出る人は腰反りストレッチなどは家でもできるため続けやすいです。筋力アップにはプランクやヒップリフト、レッグレイズなどがおすすめです。腰痛の症状や状態に合わせて運動を選び、無理をしない範囲で行えば予防と改善に役立ちます。継続によって姿勢バランスが整いやすくなり、腰への負担が軽減される可能性があります。

医療機関を早めに受診すれば、原因や注意点を正確に把握できる可能性が高まります。腰痛の症状を伝える際は、痛みが始まった時期や部位、状態を整理しておくと診断に役立ちます。例えば次の情報を整理しておくとスムーズです。

– いつから痛みがあるか

– どこが特につらいか

– どんなふうに痛むのか

– どんなときに強まるのか

– その他にしびれや発熱などがあるか

こうしたポイントをまとめると判断を下しやすく、必要な検査や治療方針を早期に立てやすいです。受診の準備ができたら、思いきって専門家に相談してみましょう。早めの行動で腰の痛みを改善し、快適な生活を取り戻すことにつながります。普段の姿勢や動作、生活習慣も共有してもらうと、さらに正確なアドバイスができます。疑問や不安を遠慮なく伝えてもらえれば、的確な治療やサポートもできます。

花笑整骨院で腰痛改善

当院では姿勢分析から整形外科的テストを行ったうえで痛みの原因を根拠に基づき特定します。

具体的な治療法は

 電気治療

 ホットパック

 マッサージ

 ストレッチ

 器具等を用いた運動療法

これらを用いて痛みの出ない体づくりをお手伝いいたします。

椎間関節性腰痛

腰の障害 2025年05月14日

本日は腰痛の分類の一つである椎間関節性腰痛について説明していきます。

椎間関節はどこにある?

画像の赤丸部分の背骨中心から2cmほど横にある上と下の背骨をつなぐ関節が椎間関節です。

腰に限らず、首、背中、腰の背骨にそれぞれありますが、それぞれつながり方が違います。

形状の違いもあり、腰、首に障害が出やすい関節です。

椎間関節性腰痛の痛みの特徴

・背骨の真ん中から少し外側の片側もしくは両側の痛み

・体を後ろに反らす、ひねった時に痛む

・ケンプテスト陽性

椎間関節性腰痛の原因

・不良姿勢

・スポーツや仕事などの繰り返しの動作による負担

・加齢による軟骨のすり減り

などが原因であり、特に椎間関節の圧力が高くなりやすい反り腰などは大きな原因となります。

治療法

・消炎鎮痛剤

・椎間関節ブロック

・運動器カテーテル

・徒手療法(理学療法)

など

運動器カテーテルとは?

近年治療法として注目を浴びている治療法で、非常に細いチューブを鼠径部や手首から挿入し、局部に薬剤を注入する治療法です。

負担のある部位に「モヤモヤ血管」と呼ばれる異常な血管が発生し、血管と共に神経が伸びるために痛みを感じます。

40代以降に増えるとされているモヤモヤ血管ですが、負担のかかる動作や姿勢でいると若年でも出現します。

当院の治療法

・電気治療

・関節モビライゼーション

・運動療法

・生活指導

など

電気治療

当院では伊藤超短波のES-530という総合刺激装置を使用しております。

電気治療にも種類があり、低周波、干渉波、EMS、マイクロカレントなどの複数の電気が流せるのがES-530の特徴です。

複数の電気を症状に合わせて使用することでより高い治療効果が得られます。

関節モビライゼーション

理学療法の手技の一つであるモビライゼーションは椎間関節性腰痛に高い効果が期待できます。

椎間関節でおこる神経障害や腰椎ヘルニアにも高い効果が期待できます。

運動療法

初診時に姿勢の分析や日常生活の聞き取りをし、負担のかかっている部分を特定します。

そのうえで正しい姿勢や、負担が軽減するようにいろんなエクササイズ道具を使用し、運動をします。

生活指導

日常生活での注意点や、やってはいけない動作の他、自宅でできるストレッチや運動を丁寧にお伝えします。

最後に

腰の痛みの原因として比較的多くを占める椎間関節性腰痛について説明しました。

放置することで軟骨が減ったり神経痛となってしまう前に治療を行うことをお勧めします。

ゴールデンウィーク休業のお知らせ

お知らせ 2025年04月21日

平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。

誠に勝手ながら、以下の日程で休業とさせていただきます。

4/28(月)   通常営業

5/1(木)   通常営業

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。

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