首痛・肩こりなどで自分に合った枕をお探しの皆様へ

BLOG 2024年07月18日

当院の患者様に「肩こりや首痛の原因は枕が合わないからなのでしょうか?」と尋ねられる患者様がたくさんいらっしゃいます。多くの方がそうだと思うのですが、自分に合っていると思える枕を使用している方は少ないのではないでしょうか?

きっと「自分に合っているかどうかはわからないが、大きな問題はないので使っている」が大多数なのではないかと思いますし、私もその中の一人です。

今回は自分に合った枕についてお話します。

なぜ痛みやコリ、不快感が出るのか

最初にですが、自分に合った枕を探しているという方は、寝ようとしているときや、寝ているとき、もしくは寝起きに肩や首のあたりの不快感や痛みを感じている方が多いと思います。

これに関しては枕の高さや硬さが合っていないかご自身の首や肩の状態がそもそも良くないのどちらかかどちらもだと考えられます。

明らかな痛みが出る場合は頚椎症などの何らかの疾患があると考えられるため、まずは診断、治療を優先すべきとなります。

ダルさやコリ感などが出る場合は疾患も当然考えられますが、今回の枕にも問題があるかもしれません。

正しい枕の使い方

皆さまは枕を購入した時に取扱説明書を見たことがあるでしょうか?

マメな方は見たことがあると思いますが、そこにはきっと「お手入れの仕方」や高さや硬さを変えれるものは「枕の調節の仕方」と書いてあると思います。

枕の正しい位置や高さに関しての説明書きを見たことがある方はほぼいないのではないでしょうか?

こちらがしっかり枕の使い方を説明されておりますのでリンクを貼っておきます。

枕の硬さや高さについてはいろいろ考え方があるので省きますが、一番大事なことは上のリンク先の上部にある「Q理想的な枕の当て方は?」の部分で、「肩口まで引き寄せて首までしっかりと支える」となります。

このように頭と枕の間に間が空くと、首が曲がらないように常に首に力が入った状態となってしまいます。

一方このように肩口まで枕を入れることで首がそもそも曲がる余地がないので力が入らないリラックスした首の状態となるわけです。

ダルさやコリ感や疲労感を感じる方の多くはここが徹底できていないため症状が出ます。

自分は枕によって肩こりやだるさに悩まされているという方は寝起きの状態を思い返してほしいのですが、起きた時に枕はちゃんと肩口まで引き寄せているでしょうか?枕と肩の間にスペースが空いていませんか?

枕がずれていれば当然頭と首を支える能力が減ってしまっており、その枕のずれる方向は普通は上(頭)側になります。

結論

「枕が上にずれないように枕と壁をぴったりつけるか、壁と枕の間に枕が上にずれないように何かを入れて、常に正しい位置で首から頭を支える」がまず皆様に試していただきたい対策になります。

枕本体を買い替える前に、まずこちらを試されて、それでもだめなら相談して頂けたらと思います。

当院インスタグラムでもストレッチ法など解説しておりますのでフォローよろしくお願いいたします。

正しい姿勢

BLOG 2024年07月04日

花笑整骨院の田中です。

最近はこちらのブログでなくインスタの方で情報発信をしていたのですが、痛みや障害についてはこちらのブログで、トレーニングやストレッチについてはインスタの方で情報発信をしていこうと思います。

タイトルにある正しい姿勢についてなのですが、正しい姿勢がなぜ良いか皆様わかりますでしょうか?

なんとなく姿勢は良くないといけないと思っている方が大半なのではないかと思います。

まず、大きく体の向きを前後左右の4つに分けた時に関節や骨がどこか一方に崩れた姿勢が悪い姿勢となります。関節や骨を動かす大きな要因となるのは筋肉で、筋肉は本来前後左右対称で(左右の胸筋、前後の太ももの筋肉など)この筋肉の長さや強さのバランスが崩れることで姿勢が崩れていくのです。

筋肉のバランスが崩れることで関節が一方向に引っ張られたり、上手に筋肉が機能しなくなることで腰痛や肩こりが出るのです。

つまり筋肉等のバランスが最も取れた良い姿勢が腰痛や肩こりなどのリスクが少ない姿勢といえます。

そんな良い姿勢なのですが、非常に簡単にトレーニングできます。

方法は下の写真のように壁際に踵、お尻、背中、後頭部をつけて立つだけです。

注意点としてはあごを軽く引くことと、腰と壁の隙間は手のひら一枚分が入るかどうか程度にすることです。

そして何より大事なのは姿勢を脳へ正しい姿勢としてインプットさせなければならないということです。そのため、一日3回1分間でも良いのでこの壁際立ちをしてみてください。

この姿勢にキツさを感じるようなら要注意です!早期改善を行いましょう!

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