本日は姿勢による腰痛についてお話します。
以前のブログで腰痛は体を前に倒して痛みが出るものと後ろに腰を反らして出るものに大きく分類できる話をしましたが、今回は体を前に倒して痛みが出る腰痛に絞って話します。
高齢者に多い腰痛の中で体を前に倒して痛みの出やすい腰痛の種類は腰椎圧迫骨折、仙腸関節障害、筋筋膜性腰痛、腰椎椎間板ヘルニアとあります。
これらに共通することは骨盤の後傾である傾向が多いことが挙げられます。姿勢評価をしたときに背中が丸くて腰が曲がった姿勢で、円背とも呼ばれます。
上図のように体が前に倒れ、背中が丸くなっています。
このような姿勢でいると太ももの裏の筋肉や腹筋が短縮緊張して、反対に太ももの前や背中の筋肉が延長弱化してしまい、腰の関節や筋肉の負担が増え腰痛症を発症してしまいます。
これを改善するには単純に上記の短縮緊張した筋肉をストレッチ等で伸ばし、延長弱化した筋肉をエクササイズで強化すれば正しい姿勢に近づいていきます。
猫背、骨盤後傾を改善するストレッチ
太もものストレッチ
台の上に足を乗せ胸を張って腰を反らしたままで膝が伸びるように上からゆっくりと押さえていきます
お尻のストレッチ
椅子に座り片方の足をもう片方の膝の上に乗せ、腰を反らして胸を張ったまま上半身を倒していきます
猫背、骨盤後傾を改善するエクササイズ
以上が猫背や骨盤後傾を改善するエクササイズやストレッチになります。
ご参考に当院で治療を行った70代のビフォーアフターも載せておきます。
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