みなさんこんにちは。花笑整骨院の田中です。
本日はスポーツを行っている小学生から高校生の腰痛症についてお話します。
スポーツをするうえで故障はいろんな個所をしうるのですが、今回は筋筋膜性腰痛と腰椎分離症に絞って説明します。
筋筋膜性腰痛
筋肉の表面は筋膜といわれるうすい膜で覆われており、その膜に神経や血管が多く分布します。
筋筋膜性腰痛はこの筋膜がよれたり高密度化することで筋膜が引っ張られたりするときに痛みを感じます。
痛みは体を前に倒す前屈動作で出ることが多く、これは上記の筋膜が引っ張られることによる痛みが原因です。
腰椎分離症
腰の背骨である腰椎の中の椎弓といわれる部分の片方または両方に疲労骨折が生じたもので、スポーツをしている学生では運動時の腰の鈍痛や重さを訴えることが多く、痛みは筋筋膜性腰痛と反対に腰をそらす動作で強くなります。簡易的なテストで、片足立ちになり腰をそらした時に軸足側の腰に響く痛みがあれば腰椎分離症の疑いがあります。
筋筋膜性腰痛に対するセルフストレッチ
痛みの原因は筋肉の緊張にあるため、緊張を緩めるためストレッチを行います。
腰のストレッチ
胸の前で両ひざを抱えて腰の筋肉を伸ばします
お尻のストレッチ
椅子に座り片方の足をもう片方の膝の上に乗せ胸を張り腰を反らした状態で上半身を倒していきます
太もものストレッチ
片方の足を台の上に置き腰を反らして胸を張った状態で台に乗せた足の膝を伸ばすように上から押さえていきます
腰椎分離症に対するセルフストレッチ
骨盤の前傾や反り腰による腰椎の負担増加が原因となるため、それらを改善するためストレッチを行います。
股関節のストレッチ
ベッドなどの上で仰向けになり片方の膝を胸の前でしっかりと抱え込み、もう片方の足をベッドの外に降ろしていきます
太もものストレッチ
仰向けで片方の膝を曲げた状態で曲げた膝が床から浮かないように上半身を後ろに倒していきます
腰のストレッチ
仰向けで片方の足をもう片方の足の方へクロスして上半身をひねっていきます
各ストレッチ全て痛みのない範囲で安全に行ってください。
以上が筋筋膜性腰痛や腰椎分離症などスポーツを行う学生に起こりやすい腰痛に対するストレッチとなります。
腰椎のカーブや骨盤の傾斜によっておこる障害は変わってきますので、専門家による細かい評価をしたうえで重点的に行うストレッチを指導してもらうのが良いのではないかと思います。
花笑整骨院ではストレッチ指導やエクササイズ指導を競技や年齢、姿勢評価等を踏まえたうえでおこなっておりますので質問等あれば何でもご相談ください。
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