花笑整骨院の田中です。
全国的な寒波が訪れて、鳥取もついに雪が降ってしまいました。
今朝店舗の雪かきをしたのですが、やはり非常にしんどいですね!
腰と背中のダメージが大きく、筋肉痛の予感がします。
今朝滑ってしりもちをついた方が来院されました。幸い骨折の所見はありませんでしたが、痛みが引かなかったら必ず整形外科でレントゲンを撮ってもらってくださいとお伝えしました。
皆様も雪道の歩行や運転はくれぐれもお気を付けください。
本日ですが肩こりの治療についてお話します。
日本人は猫背の方が多いため肩こりや腰痛に悩まされる方が多いのですが、その肩こりのメカニズムについて一部お話します。
まずこの写真をご覧ください。
なかなかにひどい姿勢ではありますが後方から見た私の姿勢の写真になります。
ざっくりとこの姿勢の上半身について評価します。
まず肩の高さを見てほしいのですが、左肩が上がっております。
これは背骨が右側へカーブしているのもありますが、左の肩甲骨が上に持ち上がっています。
なぜ左側が持ち上がっているかなのですが、左の肩甲骨から首の背骨に付く筋肉が緊張し、短縮しているからです。
リラックスした姿勢で誰かに後ろから写真を撮ってもらうとわかるのですが、左右の肩の高さが同じ方って意外と少ないです。
学生時代のスポーツで作られた姿勢が定着して肩の高さが違う方もいますが、私の場合は普段の癖であった左ひじをついたり、左足を上にして足を組む癖が大きい原因となっています。
その結果僧帽筋と肩甲挙筋という肩甲骨を上に持ち上げる筋肉が緊張してしまい、左肩が上がった姿勢になっています。
つまり後ろから写真を撮ってもらい、高くなっている方の肩は肩こりのリスクが大きい肩だということです。
この肩甲骨を持ち上げる主な筋肉の僧帽筋の上部繊維は肩こりを感じる原因となることが最も多いとされる筋肉です。
なので、肩こりを持つ方はこの僧帽筋のリラクセーションやストレッチである程度緩和されることが多いでしょう。
僧帽筋上部繊維のストレッチ方法です。
① 伸ばしたい方(写真では右)の腕を腰の後ろにまわして肩甲骨を固定します
② 反対の手で頭に手を当て、伸ばしたい方と逆方向(写真では左)に頭を引いていきます。
③ 首筋から肩に心地よいストレッチ感が出る所で止め、30秒ほど大きく呼吸をします。
写真の右手はズボンを掴んでしまっても良いかもしれません。
注意ですが、首に痛みやストレッチでしびれが出る方や頚椎症などの方は絶対に行わないでください。
最初にも書いたように肩こりと姿勢は密接に関係しており、根本的に治すとなると姿勢の改善や日常生活の見直しやエクササイズの実施などが必要となってきます。
花笑整骨院では肩こりの根本治療も自信を持って行っております!
鳥取で肩こり治療をお探しなら花笑整骨院へ
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